再生PCとは?企業が再利用したノートPCを使うメリット・デメリット

2024/03/25 テレワーク

業務で使用するPCの調達に悩んでいる方も多いかもしれません。そこで1つの選択肢としておすすめなのが、再生PCの利用です。法人向けの再生PCもあり、業務でも問題なく使用することが可能です。

この記事では、再生PCについて解説。法人向けの再生PCを取り扱う企業もご紹介します。

再生PCとは

再生PCとは
中古のパソコンのパーツを新しいものに交換し、再販すること。新品のパーツに取り替えることで、性能は新品と変わらず、価格は中古価格であることが特徴です。リフレッシュパソコンと呼ばれることもあります。

再生PCは、ノートPCもある

テレワーク制度の導入が広がり、オフィスから離れた場所で働くことも増えました。そのため、デスクトップパソコンではなく、持ち運びができるノートパソコンが業務で使われることが多いでしょう。再生PCは、デスクトップパソコンだけではなくノートパソコンもあります。

一般的な中古パソコンやリサイクルとの違いは?

再生PCは、使用済みのパソコンを専門の業者や販売業者が受け取り、クリーニングやメンテナンス、部品の交換、ソフトウェアの再インストールなどのリフレッシュプロセスを経て販売されます。一方、中古パソコンは、使用済みのパソコンがそのまま販売されます。部品交換などのメンテナンスを行っているかどうかが異なる点です。

また、リサイクルは、廃棄物を分解し処理や加工を行って新たな製品や素材に再生させること。リユースはそのまま廃棄物を原料や素材として再利用することとなるため、意味が異なります。

法人向けPCの選び方はこちら↓の記事で詳しくご紹介しています。

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企業が再生ノートPCを導入するメリットとは

再生したPCを使うメリットをご紹介します。

価格が安いので、経費を抑えられる

再生PCの価格は、中古価格であることが多く、新品のPCよりも安価にPCを手に入れることが可能です。経費を抑えつつも性能の高いパソコンを用意したいという企業さまには、おすすめです。

性能は新品PCに近い

再生PCは、部品を交換していて新品のパソコンに近い状態にしていることがほとんど。性能の良いCPUを搭載しているケースもあります。重い作業にも適したスペックのPCがそろえられていることも。性能は、中古パソコンよりも高く、安心して使うことができます。

すぐに手に入る

リースの場合は、リース会社に希望のPCを伝えて購入してもらいます。そのため、納品までに時間がかかることもあります。再生PCは、納品まで短期間であることが多く、すぐにPCを用意することが可能です。人材が増え、すぐにPCが必要な場合には便利です。

環境への貢献につながる

環境への貢献につながる
PCは、年間約300万台も処分されています。PCの製造や処分にはCO2を排出するともいわれて環境への影響も考えられます。

再生パソコンは、まだ使えるパソコンを再利用。そのため、再生パソコンの購入は、廃棄物の削減と環境への負荷の軽減にもつながります。使用済みのパソコンを再利用することで、新たな資源を使わずに済みます。

再生PCは、下記のようなSDGsへの貢献にもつながります。

12.つくる責任・つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を

再生PCを使うことで企業のサステナブルな取り組みへとつながります。

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再生PCのデメリットはある?

再生PCにはデメリットもあります。ここではデメリットとその解決方法を解説します。

持ち運びに不便な本体もある

性能は新しくても、PCの本体自体は古いこともあります。そのため、PCによっては、重さや大きさがあるものもあり、持ち運びにくい場合もあります。テレワークや出張などで持ち運ぶことが多い場合は、大きさや重さもチェックしておくと安心です。

傷がある

リユースパソコンは中古のため、PCの外観に小さな傷がついている場合もあります。どのくらい傷があるのかなどは事前に確認しておくと安心です。

バッテリーの劣化など故障リスクがある

再生PCの中でも、バッテリーはそのままの可能性も。保証対象外になるケースも多いので、バッテリー状態についても確認しておくと良いでしょう。また、中古品になるため、故障のリスクがあるという点にも注意が必要です。商品の状態はよく確認しておくと安心です。

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再生PCを購入する際の注意点とは

再生PCを購入する際の注意点とは
再生PCを快適に使うには、選び方が大切です。ここでは、再生PCを購入する際の注意点を解説します。

1.信頼できる業者を利用する

販売実績があるなど、信頼できる業者を利用することをおすすめします。きちんとしたリユース会社であれば、きちんと整備されていることが多く、十分な品質が保証されています。不具合が起こりにくいでしょう。

2.保証内容を確認する

再生PCを販売している業者によって保証内容が異なります。保証がついていなかったり、保証期間が短かったりすることもあります。そのため、保証内容が充実しているかどうか確認しておくと安心です。

3.機能や性能を確認する

用途によって必要となるスペックが異なるため、必要なスペックを確認するようにしましょう。例えば、事務作業をするのであればCPUはCeleron/Corei3/Corei5、メモリは4~8GBが適しています。エンジニアや画像編集などで使うのであれば、CPUはCorei5以上、メモリも16GB以上が良いとされています。

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年間に処分されるパソコンは約300万台、重量にすると約6000tといわれています。ハイパーでは、サステナブルな社会実現のために、リユースパソコンの販売を通じて、SDGsに貢献しております。

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※ご相談は法人限定となります
※在庫状況や納期については都度ご相談ください

まとめ

今回は、再生PCについてご紹介しました。

再生PCとは、中古のパソコンのパーツを新しいものに交換し、再び販売することを指します。高スペックながらも価格は安く利用できるのがメリットです。ただし、外観は古いものもあり、重さやサイズが大きいことも考えられます。購入する際は、必ず外観や保証などのチェックをおすすめします。