おすすめクラウドストレージサービスは?クラウドストレージサービスまとめ

2020/04/14 クラウド

さまざまなクラウドサービスがありますが、法人向けのクラウドサービスはどのようなものがあるのでしょうか。

そこで今回は、法人向けのおすすめクラウドサービスをご紹介します。

クラウドストレージサービスとは?

クラウドストレージサービスとは?
クラウドサービスとは、データやソフトウエアをネットワーク経由で、保管場所を提供するサービスのことを指します。

今まではファイルやデータを、パソコンのハードディスクに保存するのが一般的でした。現在は、インターネット上に保存し、共有するのが一般的になりつつあります。

ビジネスでクラウドストレージサービスを使うメリットは?

クラウドストレージサービスは、ファイルやデータをインターネット上に保存します。そのため、インターネットがつながる状況下であれば、どこにいてもファイルを確認することが可能です。外出先での資料確認に役立ちますし、テレワークの方とファイルを共有するのにも役立ちます。

クラウドストレージサービスまとめ

クラウドストレージサービスまとめ
ここでは、人気を集めているクラウドサービスをご紹介します。併せて法人向けの料金プランやプラン内容についても見ていきましょう。

Dropbox Business

さまざまなデバイスで利用できるクラウドストレージサービスです。シンプルなデザインなので、初心者の方でも使いやすいのが特徴です。

【Dropbox Businessの料金プラン・プラン内容】

  • Standard:1ユーザーにつき、1250円/月(年間契約時)

Standardプランは、3TBまで利用できます。

  • Advanced:1ユーザーにつき、2000円/月(年間契約時)

Advancedプランは、Standardのプラン内容の他に高度のセキュリティが備わっています。また、容量も必要に応じて追加することが可能です。

  • Enterprise:利用料金は、要問い合わせ

Enterpriseは、カスタマイズが可能で拡張性の高いプランです。Standard・Advancedのプランに備わっている機能も搭載されています。Enterpriseは、大企業向けのプランです。

OneDrive for Business

OneDriveは、Microsoftが提供しているクラウドストレージサービス。データの保存はもちろん、Officeのアプリケーションと連携させることが可能です。そのため、Officeを利用しているなら、便利なクラウドストレージサービスといえます。

【OneDrive for Businessの料金プラン・プラン内容】

  • OneDrive for Business Plan 1:1ユーザーにつき、540円/月(年間契約時)

容量は、1TBまでと制限があります。ファイル共有とOneDriveのストレージのみを利用したい企業にむいています。

  • OneDrive for Business Plan 2:1ユーザーにつき、1,090円/月(年間契約時)

容量が無制限のプランです。ファイル共有とOneDriveのストレージにプラスして、高度なセキュリティを求めている場合や、コンプライアンスの機能を必要とする企業に向いています。

  • Office 365の法人向けプラン

Office 365の法人向けプランには、ほとんどOneDriveが備わっています。OneDriveだけではなく、Officeのアプリケーションや、サービスも併せて利用できるのが最大のメリット。

Office 365は、1ユーザーにつき1TBまでの利用が可能です。ただし、Enterpriseプランの中には、無制限で利用することができます。

box

もともとBtoBでつくられたクラウドストレージサービスで、容量が多く、セキュリティが高いのが特徴です。

【box Businessの料金プラン・プラン内容】

  • Starter:1ユーザーにつき、550円/月

利用できるユーザー数は3~10人までと制限があり、小規模の企業・チームでの利用に最適です。ストレージは、100GBまで。保存したファイルは、社内外で共有可能です。共有リンクにはパスワードや有効期限を設定することができます。

  • Business:1ユーザーにつき、1,800円/月

利用できるユーザー数は3人からで上限はありません。ストレージの容量は無制限です。Starterプランに加えて、さらに高度なセキュリティレポートが必要な企業に

  • Business Plus:1ユーザーにつき、3,000円/月

Businessプラン同様に、利用できるユーザー数は3人からで上限はありません。Businessプランにプラスして、コンテンツの完全な把握と管理や、ユーザーのアクティビティの追跡、管理役割の委任などの機能が利用できます。

  • Enterprise:利用料金は、要問い合わせ

Businessプランの機能に加えて、ワークフローの自動化や、さまざまなオプションを利用することができます。

Google Drive(G Suite)

Google Driveは、Googleが提供するクラウドストレージサービス。Google Driveの法人向けサービスは、G Suiteといいます。ストレージサービスの他にさまざまな機能を利用することも可能です。

【Google Driveの料金プラン・プラン内容】

  • Basic:1ユーザーにつき、680円/月

容量は30GBまで利用が可能で、他にもビジネス用のGmailや共有カレンダーなどが利用できます。

  • Business:1ユーザーにつき、1360円/月

容量は無制限。Businessプランでも、ビジネス用のGmailや共有カレンダーの利用が可能です。Basicプランと異なるのが、ローコード型のアプリ開発環境が整っていること。他にもメールやチャット、ファイルの電子情報開示なども行うことが可能です。

  • Enterprise:1ユーザーにつき、3,000円/月

Businessプランにプラスして、高度なセキュリティや管理機能が備わったプランです。

※BusinessとEnterpriseプランは、契約が5ユーザー未満の場合は、容量が1TBまでとなります

クラウドストレージサービスの選び方は?

クラウドストレージサービスの選び方は?
利用目的や利用料金、必要な容量などに合わせて決めるのがおすすめです。

Office 365を利用している、または利用を検討している場合は、OneDriveを利用するのが適しているでしょう。OneDriveはMicrosoftが提供しているサービスのため、Officeのアプリとの統合があります。Windowsを利用している場合、すでに標準装備されているため、設定をするだけで利用が可能です。Office 365を利用している場合はOneDriveだと使いやすさを感じられるはずです。

ストレージサービスのみの利用であれば、シンプルなデザインであるDropboxがおすすめ。Office 365との連携もできるので、ストレージ容量を十分に確保したい、OneDriveの利用は避けたいなどの理由があれば、Dropboxがおすすめです。

さらにクラウドストレージサービスに高度なセキュリティを求めるのであれば、boxが良いでしょう。ビジネス向けに作られているため、法人向けのサービスが充実しています。セキュリティ面では、特に安心できるサービスかもしれません。

複数のクラウドサービスを一括で管理するなら「さーす丸」がおすすめ

複数のクラウドサービスやSaaSを企業で利用するにあたり、やっかいになるのが契約管理です。

例えば、Microsoftのサービスのみを利用している場合は契約管理や請求関連は1つにまとめることができます。しかし、異なる会社のサービスを複数利用している場合は、まとめることが困難です。

そこでおすすめなのが、さーす丸です。さーす丸は、クラウドサービスの購入や契約管理ができるプラットフォーム。請求書の一本化はもちろん、契約数の変更や管理することが可能です。

利用できるサービス:Office 365、OneDrive、Dropbox

料金プランやその他のサービスは、さーす丸のサイトよりご確認ください。

まとめ

今回は、おすすめのクラウドストレージサービスについてご紹介しました。

さまざまなクラウドストレージサービスがあります。用途や必要な容量に合わせて決めるようにしましょう。