Windows タブレットセキュリティもウイルス対策は必須。ソフトを導入しよう

2024/11/21 セキュリティ

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持ち運びにも便利なタブレットですが、ウイルス対策はしっかり施しておきましょう。

Windows タブレットセキュリティ に備わっているセキュリティ機能と、さらにセキュリティレベルを向上させるための対策について解説します。

Windowsタブレットもウイルスに感染する

タブレットもウイルスに感染する
ウイルス感染というとPCを連想してしまいがちですが、タブレットであってもウイルスは感染します。なぜタブレットにウイルス感染が起こるのか、セキュリティに対する考え方について解説します。

気軽に使えるため対策を怠りがち

タブレットは気軽に使えますし、発売した当初は、まだタブレットに感染するウイルスは少なく比較的安全な状況にあったと言えます。

しかし、現状はタブレットには個人情報の多くが含まれているため、サイバー攻撃のターゲットとなっている傾向にあるのです。

ウイルス感染も起こりえる

近年では、タブレットもウイルスに感染するケースは起こりえます。銀行口座番号やパスワードを抜かれて金銭的被害が出た例や、SNSのアカウントが乗っ取られた例、端末が利用できなくなってしまった例も報告されているのです。

特に、怪しいアプリのインストールやメールを開く場合には注意が必要です。

タブレットも小さなPCと考えて対策が必要

ウイルス感染など、外からの脅威を防止するためにはタブレットも小さなPCと考えて、本格的な対策を行う必要があります

OSの更新はもちろん、暗号化やセキュリティソフトの導入といった対策を、タブレットでもしっかりと行っていきましょう。

Windowsタブレットのセキュリティ

Windowsタブレットのセキュリティ
タブレットには主に「Windows」「Android」「iOS」の3種類があります。その中でも、Windowsタブレットのセキュリティについて解説しますので、参考にしてください。

標準搭載のMicrosoft Defender ウイルス対策 (旧Windows Defender)

WindowsのOSには、「Microsoft Defender ウイルス対策 (旧Windows Defender)」というセキュリティソフトが搭載されています。無料で利用できますし、インストールなどの手間は必要ありません。

Windows Defenderには、以下の5つの機能が備わっています。

  • ウィルスの脅威の防止機能
  • デバイスのパフォーマンスならびに正常性
  • ファイアウォールならびにネットワーク保護
  • アプリならびブラウザーのコントロール
  • 家族利用オプション

ウイルスバスターなどの他社製ソフト

昨今では、ウイルスバスターをはじめとするセキュリティソフトも、PCとタブレットの両方に対応しているのが基本です。

1つのウイルスソフトを購入すると、PCとタブレットなど複数台にインストールすることができるので、自分が所有しているデバイスのセキュリティ水準をかなり高めることが可能です。

Microsoft Defender ウイルス対策 (旧Windows Defender)よりも高機能なソフトも多いため、セキュリティに不安を感じるようなら有償版のソフトを利用しましょう。

ウイルス対策ソフトの機能

ウイルス対策ソフトの機能
PCやタブレットのセキュリティ保護にはウイルス対策ソフトの導入は欠かせません。ウイルス対策ソフトにはどんな機能が備わっているのかを解説します。

ウイルスの侵入を防ぐ

PCやタブレットへのウイルス侵入を防ぐ機能です。ウイルスの感染経路はメールやWebサイト、USBなどさまざまな要因が考えられます。

メールやWebサイト、またはAutoRunによって自動的に脅威を含んだファイルがPCやタブレットに入り込んで来る前に、検知して遮断します。

ウイルスだけではなく、怪しい挙動をする未知の脅威についても防止してくれる高機能ソフトもありますので、セキュリティレベルをさらに上げたい場合に利用してみてください。

ウイルスの活動を止める

実際にPC内でウイルスをはじめ、不審なプログラムが動いている時に活動を停止させる機能です。

感染しているファイルを自動的に駆除したり、ランサムウェアによって暗号化されてしまったファイルを復元したりといった機能も備わっています。

ウイルスに感染したファイルを隔離し、ユーザーに対して通知する機能もあり、ユーザー自身がウイルスに感染したことを知ることが可能です。

スキャン機能

PCやタブレット内のファイルや状況をスキャニングし、不審な点がないかをチェックする機能です。

現在では、常に監視するためのリアルタイムスキャン、指定の日時にスキャニングを行う予約スキャンなどの機能から、人工知能が未知のファイルかどうかを挙動から予測して判定する機械学習型スキャンなどさまざまな種類があります。

多彩なスキャン機能を使い分けることが、セキュリティの向上につながるでしょう。

まとめ

タブレットであっても、ウイルスには感染します。昨今のタブレットにはPCより多くの個人情報が含まれているケースも多く、しっかりとした対策が必要です。

Windowsタブレットに標準搭載されているMicrosoft Defender ウイルス対策 (旧Windows Defender)を利用しても良いですが、よりセキュリティを向上させた場合はウイルスバスターなどの市販のソフトを使っていきましょう。

その際、どんな機能があるのかをしっかり把握して利用していくことが大切です。

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