Zoomの種類は?それぞれの特徴やプラン、違いをご紹介
2023/02/24 テレワークZoomにはミーティングやroomsなどのさまざまな種類のサービスがあります。そのため、どれを選べば良いのか悩んでいる担当者さまもいるかもしれません
そこで今回は、Zoomのサービスの種類をご紹介します。それぞれの特徴やプラン、違いも解説しますので、ぜひ参考にしてください。
Zoomの種類
Zoomは主に3種類あり、Zoomミーティング、Zoom rooms、Zoomビデオウェビナーがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
Zoomミーティング
Zoomミーティングは、一般的に認識されているオンライン会議です。
無料プランもあり、手軽にオンライン会議を行うことができます。個人のデバイスから参加できるため、パソコン・タブレット・スマホが手元にあればすぐにオンライン会議ができるのがメリットです。
Zoom rooms
Zoom roomsは、オンラインタイプのTV会議です。Zoom roomsにつながる端末を設置した会議室からオンライン会議を行います。
従来のTV会議は専用回線を引く必要がありましたが、Zoom roomsは端末にインターネットをつなぐたけで利用が可能です。1つの場所から複数人でオンライン会議に参加する場合はおすすめのプランです。
Zoomビデオウェビナー
Zoomビデオウェビナーは、オンラインセミナー向けのサービスです。大人数に向けて、発信する際に活用でき、会議よりもオンラインでセミナーや研修を行うのに向いています。
そのため、会議をメインで利用したい方はミーティングを選びましょう。
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Zoomのサービスそれぞれの活用シーン
3つのZoomサービスがありますが、それぞれ活用シーンが異なります。ここでは、各サービスの活用シーンをご紹介します。
Zoomミーティングの活用シーン
基本的にオンラインミーティングを行う際に向いています。例えば、テレワーク中の社内会議、先方とのオンライン会議が適しているでしょう。
また、Zoomミーティングには、参加者をグループ分けできるブレイクルーム機能が備わっています。オンラインでもグループワークやディスカッションができるため、研修や講義にもZoomミーティングの利用がおすすめです。
Zoom roomsの活用シーン
同じ場所で複数人が参加する会議の開催が多い場合は、Zoom roomsの利用がおすすめです。
例えば、別支店とのミーティングにオンライン会議を使っている場合、同じオフィスから複数人で参加するケースもあるでしょう。その際、Zoom roomsを使い、会議室からまとめて参加するのが便利です。個別の端末からわざわざZoomにアクセスする必要がありません。
Zoomビデオウェビナーの活用シーン
オンラインでのセミナー、説明会、研修はもちろん、商品発表会や株主総会でも利用されています。遠方からでも参加しやすいことから、特にバーチャル(オンライン)株主総会での利用が増えてきているようです。
Zoomのそれぞれの違いは?
Zoomには、ミーティング・rooms・ビデオウェビナーの3つのサービスがあることがわかりました。では、この3つには、どのような違いがあるのでしょうか。
Zoomミーティングと他のプランとの違い
まずroomsとの違いは、利用場所です。ミーティングの場合、場所を問わずにどこでも利用できます。Roomsは、専用の端末を設置した会議室でしか利用できません。
また、Zoomミーティングとウェビナーとの違いは、オンラインでセミナーを実施することを目的に作られたプランです。Zoomミーティングと比較すると参加人数が多いといった特徴があります。
Zoom roomsと他のプランとの違い
まず、ミーティングとの違いは前述の通り、利用場所とライセンスの所有者が異なります。
ミーティングの方は、ライセンスの所有者が個人になりますが、Zoom roomsの場合は1会議室ごとになります。テレワークしている人とのミーティングはできますが、会議室に専用の端末を設置するため、テレワークをしている方が自宅からZoom roomsを利用するのは困難です。
また、Zoom roomsは環境構築も少し異なります。Zoomミーティングは、個人の端末とインターネット環境、さえあれば問題ありません。Zoom roomsの場合は、Zoomを行うための専用PCと操作のためのタブレット、Webカメラ、マイク・スピーカー、モニターが必要です。ただ、会議室に常設するため、サインインなどする必要がなくすぐに会議ができる状態なのはメリットです。
専用端末は、会議を行わない場合、動画や画像を表示してデジタルサイネージとして利用することができます。
Zoomビデオウェビナーと他のプランとの違い
Zoomビデオウェビナーと他のプランとの違いは、対話するというよりも一方的なコミュニケーションであることです。主催者が視聴者に向けて講演します。
対話を目的としていないため、視聴者はスピーカーのみで参加します(ホスト側がマイクミュートを解除すれば可能)。チャットやQ&A機能でやり取りすることも可能です。
ただし、Zoomミーティングのように参加者をグループ分けできるブレイクルーム機能が備わっていません。Zoomビデオウェビナーを利用してグループワークやディスカッションを行うことは不可です。
Zoomそれぞれの料金プラン
料金もサービスによって異なります。なお、価格はZoom公式から契約した場合のものとなります。
Zoomミーティングの料金プラン
Zoomミーティングには主に4つのプランがあり、そのうちの3つが有料プランです。
ベーシック
【利用料金】無料
※通話時間は最大40分まで制限あり
プロ
【月額料金】2000円/1ユーザー
【年額料金】2万100円/1ユーザー
ビジネス
【月額料金】2700円/1ユーザー
【年額料金】2万6900円/1ユーザー
エンタープライズ
料金は要問い合わせ
Zoom roomsの料金プラン
Zoom roomsはミーティングのように無料プランはありません。
【月額料金】6,600円/1会議室
【年額料金】67,100円/1会議室
Zoomビデオウェビナーの料金プラン
ZoomビデオウェビナーもZoom roomsと同様に無料プランはありません。無料ライセンスでは利用できませんのでご注意ください。
【月額料金】1万700円/1ライセンス
【年額料金】9万2800円/1ライセンス
Zoomライセンスはハイパーでも取り扱っています
ハイパーでは、Zoomのライセンスを取り扱っています。Zoomミーティングのプロプランであれば、1ライセンスからのご購入いただくことが可能です。Zoomミーティングだけではなく、roomsやウェビナーもご用意。また、サポートが必要な方には電話サポートありのプランもありますので、そちらの利用をご検討ください。
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まとめ
今回Zoomの種類やそれぞれの特徴、違いなどをご紹介しました。
Zoomには、主に3つのサービスがあります。一般的には、Zoomミーティングが使われています。Zoom roomsはTV会議のため、同じ場所で複数人同じ会議に参加する場合、導入が適しています。Zoomビデオウェビナーは、オンラインでセミナーや講義などを行う際に向いているサービスです。利用目的に合わせて種類を選ぶと良いでしょう。
なお、Zoomミーティング以外は有料プランのみとなりますので、ご注意ください。

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