Zoom roomsとは?Zoom meetingとの違いや導入メリットを紹介

2024/02/09 テレワーク

Zoomには、さまざまな種類があります。Zoom roomsもそのうちの1つです。では、Zoom roomsはどのような会議ツールなのでしょうか。

ここでは、Zoom roomsについて解説。併せて、Zoom meetingとの違いや特徴についてご紹介します。

Zoom roomsとは?

Zoom roomsとは?
Zoom roomsは、据え置き型の会議システムです。オンラインタイプのTV会議システムの1つで、Web会議ツールとは少し異なります。

据え置き型の会議システムは、会議室に専用機器を設置して、会議を行う方法です。専用機器を会議室に用意するため、Zoom roomsを設置した会議室でしか利用することができません。

roomsは、これまでのTV会議と少し違う

Zoom roomsは、TV会議システムですが、これまでのTV会議と少し異なります。

従来のTV会議は、会議室に専用端末と専用回線の設置が必要でした。専用回線が必要なため、会議室は固定で移動は困難なのが特徴です。一方でZoom roomsは、わざわざ専用回線を引く必要なく、普段お使いのインターネット回線で問題ありません。専用端末とコントローラーの他に、インターネット回線があればすぐに利用できます。

Zoom roomsとZoom meetingの違い

Zoomには、Zoom roomsの他に、Zoom meetingと呼ばれる会議システムがあります。この2つの違いは、TV会議システムか、Web会議ツールかの違いです。Zoom roomsがTV会議システムですが、Zoom meeting 自体はWeb会議ツールです。Zoom roomsは機器を設置した会議室から行わなければならないのに対し、Zoom meetingはネット環境さえ備わっていればどこからでも参加できることが大きな違いといえるでしょう。

ライセンスの違い

Zoom meetingのライセンスは、個人に割当られます。そのため、利用する人数分取得する必要があり、別の誰かが利用することはできません。

一方で、Zoom roomsは会議室(機器)ごとにライセンスが割当られます。そのため、誰が使っても問題ありません。

Zoom meetingとZoom roomsどちらを選べば良い?

テレワーク等でオフィス以外でも会議ツールを利用したいと考えている場合は、Zoom meetingが向いています。会議室から行う場合は、Zoom roomsが適しているでしょう。

Zoom roomsに必要なもの

Zoom meetingの場合は、端末とネット環境があれば参加することが可能です。しかし、据え置き型の会議システムであるZoom roomsは、さまざまなものが必要となります。

【Zoom roomsを利用するために必要なもの】
・常設のカメラ
・マイク
・モニター
・スピーカー
・専用のパソコン
・専用のタブレット
・Zoom roomsのライセンス
・ネット回線

パソコンは、ZoomのアプリケーションをインストールしてZoom rooms専用の端末として利用します。タブレットにもZoomのアプリケーションをインストールし、コントローラーとして利用します。そのため、専用のパソコンとタブレットが必要です。

Zoom roomsの導入メリット

Zoom roomsの導入メリット
専用機器を設置した会議室でしか利用できない「Zoom rooms」。どこでも利用できるZoom meetingが普及したことにより、利用するメリットがあるのかどうか、気になる方も多いでしょう。ここでは、Zoom roomsの導入メリットについて承知いたしました。

会議室で複数人集まるときに利用しやすい

プロジェクトチームで会議室に集まって、取引先や関係者とWeb会議を行う方も多いのではないでしょうか。このように集まって別の方とWeb会議をする場合は、一般的な会議ツールよりも据え置き型の会議システムのほうがおすすめです。一般的な会議ツールは、それぞれの端末から参加する必要があります。同じ会議に参加している端末が近くにあるとハウリングしてしまう恐れがあり、Web会議がストレスになってしまうこともあります。

Zoom roomsは、専用端末を使うため、ハウリング等の心配がありません。複数人で利用しても快適に会議することが可能です。

画面共有は参加メンバー各自のパソコンから可能

Web会議ツールを使っている方は、資料やデータを共有する際に、画面共有機能を使っているのではないでしょうか。Zoom roomsももちろん、画面共有が可能です。

従来のTV会議システムよりも導入しやすい

従来のTV会議システムは、専用回線が主流でした。専用の端末の他に専用の電話回線も用意しなければなりません。回線の設置には、お金がかかる可能性があります。

Zoom rooms の活用シーン

Zoom rooms の活用シーン
Zoom roomsは、「会議室と個人」「会議室と会議室」をつなげる会議システムです。

テレワークしている社員と出社している社員がいる場合

テレワークしている社員と出社している社員が両方いる場合、Zoom roomsの利用がおすすめです。

出社している社員は会議室からZoom roomsを使って、テレワークしている社員と会議することができます。

同じ場所で同じWeb会議に参加していると、ハウリングしてしまい、音声が聞き取りづらくなってしまいます。出社している社員はZoom roomsを使ってまとめて参加することで、トラブルを防ぐことが可能です。

拠点同士で会議をする場合

Zoom roomsを使い、拠点同士でTV会議することもできます。1カ所に集まる必要がなく、簡単に会議をはじめることができます。Zoom roomsは、運用コストも従来のTV会議よりも抑えられ、すぐにはじめられるのも導入するメリットといえます。

クライアントとの会議

社内だけではなくクライアントとの会議でもZoom roomsを利用することができます。

Zoom roomsはいくらで利用できる?

Zoom roomsの料金プラン
ライセンス49個まで 月6,600円/room
ライセンス49個以上 月6,600円/room

※公式サイトから購入した場合の金額です

ビジネスプランは30日間のトライアルを利用することができます。

ハイパーでは、Zoomライセンスの代理販売を行っております

ハイパーでは、Zoomの有料ライセンスの代理販売を行っております。ハイパーからの購入であれば、請求書でのお支払いが可能です。ぜひ、ご利用ください。

【ハイパーのZoom meetingの料金】

料金プラン 価格(1ユーザーあたり)
プロ/小規模チーム(1~9ライセンス) 2万2,700円/年(税抜き価格)
ビジネス/中小企業向け(10ライセンス) 30万6,500円/年(税抜き価格)
エンタープライズ/大企業向け(50ライセンス) 181万6300円/年(税抜き価格)

Zoom rooms(オプション)

Zoom Rooms 7万4,900円/年(税抜き価格)

※1ルームあたりの価格

ハイパーのZoomプランはこちらから
【ハイパー】Zoomプランと価格

まとめ

今回は、Zoom roomsについてご紹介しました。

Zoom roomsはTV会議システム型のツールです。Zoom meetingとは異なり、会議室に機器をセッティングして利用するシステムとなります。オフィスから複数人で同じWeb会議に参加する機会が多いなら、Zoom roomsの利用がおすすめです。ぜひ、利用をご検討ください。