Zoomでオンライン会議を録画するには?Zoomの録画機能について解説
2024/07/23 テレワークオンライン会議ツールであるZoomにはさまざまな機能がそなわっていて、録画機能も備わっています。
オンライン会議を録画することで、さまざまなメリットがあります。この記事では、Zoomの録画機能について解説します。
Zoomはオンライン会議を録画できる
会議の内容は議事録にまとめて、後々振り返る場面も多いのではないでしょうか。
しかし、会議の内容が複雑になったり集中していたりするとメモが取れなくなってしまうことも。逆にメモを取ることに夢中になり、会議に入っていけないということもあるかもしれません。
そこで便利なのが、Zoomの録画機能です。Zoomには、オンライン会議を記録できる録画機能が備わっています。会議の振り返りなどで利用できるため、便利な機能です。
録画したZoom会議の保存方法
保存方法は、ローカルとクラウドがあります。それぞれメリットと注意点があるため、ここで確認しておきましょう。
ローカルで保存する
ローカル保存は、デバイス自体に保存する方法です。デバイスに保存されるため、デバイスの容量がなければ保存ができません。
ローカル保存のメリット
- オフライン視聴が可能
- 無料プランでも利用できる
- 編集や他のプラットフォームへの投稿がしやすい
ローカルに保存であれば、オフライン(ネット環境がない状況)の状況でも視聴することができます。会議を振り返るとき、オフラインの環境下でも確認することができるのがメリットといえるでしょう。他にも、動画編集がやりやすくなったり、動画プラットフォームへの投稿がしやすかったりといったメリットもあります。
クラウドで保存する
クラウド保存は、Zoom専用のクラウドに保存する方法です。クラウド保存は、有料プランを契約しているホスト(主催者)のみ利用できます。録画した映像を視聴するだけであれば、無料プランの方も利用可能です。
クラウド保存のメリット
- 共有が楽になる
- ローカルの容量を圧迫しない
インターネット上に保存することになるため、録画した会議はURLだけで共有することができます。デバイスに保存するわけではないため、ローカルの容量を圧迫することなく保存できるのもメリットといえるでしょう。
クラウドは、Zoomウェブポータル上に保存されることになります。容量は料金プランによって異なります。容量は、下記の通りです。
- プロまたはビジネスプラン:1GBまで
- エンタープライズプラン:無制限
Zoomを録画していることは他の参加者にバレる?
バレないようにオンライン会議を撮影したいという方もいるかもしれません。Zoomは録画していることがバレるのでしょうか。
Zoomの録画機能を使う場合、必ず画面上に「レコーディング」と表示されるようになっています。そのため、録画していることは参加者全員にバレてしまいます。Zoomの録画機能を使って隠し撮りすることはできません。
オンライン会議を録画するメリット
オンライン会議を録画することは意味があるのか?と思う方もいらっしゃるかもしれません。実は、録画しておくことでさまざまなメリットがあるとされています。
議事録の代わりになる
録画しておくことで、会議を見直すことができます。最初から最後まで確認でき、言葉のニュアンスなどもしっかりと確認できるため、議事録の代わりとして利用可能です。会議終了後、議事録の作成するために利用することもできます。
また、発言の確認がしっかり確認できることから、トラブルの防止や解決策に役立つこともあります。
参加できなかった人にも共有することができる
動画の共有は簡単にできるため、参加できなかった方にも会議の内容を共有することができます。重要な内容の会議であれば、事細かに詳細を把握したいここともあるでしょう。録画した会議を渡すことで、議事録よりも理解しやすくなります。
研修に活用することができる
録画機能を使うことで研修の教材として使うことができます。オンライン研修を録画することで、再活用することが可能です。オンライン商談による提案の仕方などを教えることができます。
Zoomの録画方法とは
Zoomの会議録画方法は、いくつかあります。
手動で録画する場合
主催者であれば、ミーティング画面にある「レコーディング」のボタンを押すだけで録画できます。有料プランの場合は、クラウドに保存するか、ローカルに保存するかどちらかを選択することが可能です。
ミーティングの途中で録画を終わらせたい場合は、再度「レコーディング」のボタンを押すことで録画が停止されます。
自動で録画する場合
自動で録画できるように設定することもできます。
まずは、Zoomを開いたら、設定をクリックします。設定画面内にある記録から自動記録をオンにします。自動設定をやめたい場合は、オフにするだけで問題ありません。
自動設定にすると、ミーティング終了後に保存するかどうか問われるようになっています。
ゲスト(参加者)が録画する場合は許可が必要
録画機能が使えるのは基本的に「主催者(ホスト)のみ」となっています。ただ、主催者が許可している場合は、ゲストが録画することも可能です。
事前に設定する場合は、設定の記録からローカル記録を有効化し、「ホストはローカルに録画する権限を参加者に付与できます」にチェックを入れれば完了です。ミーティング中に許可する場合は、ミーティングの画面で参加者をクリック。録画の権限を与えたい参加者を選択したら、詳細をクリックします。レコーディングの許可をクリックすれば権限を付与することができます。
Zoomの録画機能を使う際の注意点
録画機能を使う際は、いくつか気をつけたい点があります。
録画の同意を得る
オンライン会議は、顔出しをして行うことも多いです。録画することで映像が残るため、録画を行う場合は、必ず参加者に確認してから録画しましょう。会議の内容によっては、重要な情報であることもあり、勝手に行ってしまうと相手の信頼を損なうことも。トラブル防止のためにも、会議を録画する際は、参加者の許可を得るようにしましょう。
容量を確認しておく
保存先の容量がないと、会議中に録画が終わってしまいます。クラウド・ローカルどちらを利用する場合も、容量に空きがあるか確認するようにしましょう。
有料プランのZoomを使うならハイパーへご相談ください
有料プランであれば、クラウドに保存することが可能です。クラウド保存をしたいとお考えなら、有料プランの利用がおすすめです。
有料プランは、プロ・ビジネス・エンタープライズがあります。
ハイパーからのご契約であれば、請求書でのお支払いが可能です。
【ハイパーのZoomプラン】
料金プラン | 価格(1ユーザーあたり) |
プロ/小規模チーム(1~9ライセンス) | 2万2,700円/年(税抜き価格) |
ビジネス/中小企業向け(10ライセンス) | 30万6,500円/年(税抜き価格) |
エンタープライズ/大企業向け(50ライセンス) | 181万6,300円/年(税抜き価格) |
Zoomの有料プランの契約を検討されている企業様は、ぜひご相談ください。
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まとめ
今回は、Zoomの録画機能について解説しました。
オンライン会議を録画することで、会議の振り返りができます。会議に参加できなかった方にも簡単に共有することが可能です。研修で活用することもできるため、Zoomの録画機能を活用することをおすすめします。
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