オンライン採用とは?採用活動をオンライン化するメリット

2024/02/09 テレワーク

働き方改革や、新型コロナウイルス感染症予防のためにテレワークの導入が促進しました。業務のオンライン化が進む中で、採用活動もオンライン化が進んでいます。

採用活動をオンライン化することでメリットはあるのでしょうか。そこで今回は、オンライン採用について解説します。ぜひ参考にしてください。

オンライン採用とは

オンライン採用とは
オンライン採用とは、言葉の通り、オンラインで採用活動を行うことを指します。これまでは、対面で行っていた面接や会社説明会など、さまざまな採用ステップをオンライン化して、採用活動を行います。

オンライン採用が普及した理由

これまで求人募集は紙媒体で行われていましたが、近年はオンラインが一般的です。

一方で、会社説明会や面接は、対面が一般的でした。しかし、昨今新型コロナウイルス感染症対策により、なかなか対面で話すことが難しくなっています。

そこで、非対面でもできるWeb会議ツールを使ったオンラインでの採用活動が普及してきました。

オンライン採用が普及したのは、感染症対策だけではありません。労働不足も関係しているといわれています。現在は、求職者よりも人材を確保したい企業のほうが多い売り手市場です。少子高齢化もあり、特に若手の働き手が不足しているという問題もあります。

このような状況で人材を確保するには、就職や転職のハードルを下げることが大切です。その1つとしてオンライン採用が導入されているのです。

SNSを使った採用活動も増えている

近年、若者がSNSを使って情報収集していることから、SNSを活用している企業も増えてきています。SNSでは、自社の魅力をアピールするのに使用できます。実際に働いている社員の様子を掲載し、情報を発信している企業も多いようです。

採用活動をオンライン化するメリット

採用活動をオンライン化するメリット
採用活動をオンライン化させるメリットは、感染症の予防対策だけではありません。それ以外にも、雇用主・応募者のどちらにもそれぞれメリットがあります。

採用コストや工数の削減につながる

オフラインで説明会を行う際、会場を抑える必要があり、その分のコストが必要です。オンラインであれば、会場を抑える必要がないため、コスト削減につながります。他にも移動コストが抑えられるといったメリットがあります。

また、会場の準備が不要になるため、採用準備の工数が減るのもメリットです。

候補者の拡大につながる

オンラインでの採用活動を実施することで、候補者はどこからでも参加することができます。オフラインの場合、遠方からお越しの方は説明会や面接に参加するため、準備や調整を行わなければなりません。そのこともあり、応募をためらってしまう方もいるでしょう。

オンラインであれば、遠方の方でも参加しやすくなります。候補者の拡大、人材発掘の幅が広がるため、人材不足の解消に役立つでしょう。

応募者の負担も軽減できる

移動や準備が少ないため、応募者の負担を軽減することができます。わざわざ遠くから出向く必要がないため、説明会の参加や面接への応募のハードルが下がり、応募が集まるでしょう。

オンライン採用のデメリットは?

オンライン採用には、デメリットもあります。ここでは、オンライン採用のデメリットとデメリットを補う対策方法についてご紹介します。

コミュニケーションが取りにくい場合がある

オンラインの場合、オフラインよりも表情やしぐさが読み取りにくいです。また、ネット状況によっては、コミュニケーションのやり取りがしにくい場合があります。そのため、最終面接はオフラインで行うなど、オフラインとうまく組み合わせましょう。

通信環境に気をつける

オンライン面接や説明会を行う際、通信状況が悪いと途切れてしまうことも。トラブルが起こることもあるため、事前に対応を決めておきましょう。

説明会であれば、話す人の他にトラブルが対応できる人の同席もお願いしておくと安心です。

オンライン採用を成功させるためのポイント

オンライン採用を成功させるためのポイント
オンライン採用を導入したものの、雇用に結びつかずに終わってしまうケースもあります。ここでは、オンライン採用を成功させるためのポイントをご紹介します。

オンライン採用に最適なツールを選ぶ

オンラインで採用活動する際は、最適なツールを選びましょう。オンライン面接ではWeb会議ツールが必要です。Web会議ツールは、ツールによって備わっている機能がさまざまです。採用で使う場合は、録画機能や画面共有など必要な機能が備わっているか、確認して選びましょう。

また、スムーズなやり取りを行うため、通信が安定しているかどうかもチェックしておきたいポイントです。通信が暗号化されているかなどセキュリティも確認しておきましょう。

応募者への案内は早めに送る

オンライン面接・説明会を行う場合、利用するツールの準備など、応募者側の準備に時間がかかることがあります。案内は早めに送るようにします。ツールの使い方を簡単に説明したり、使い方の資料を添付したりするのも良いでしょう。

アイスブレイクも忘れない

オンラインであっても、面接は緊張するものです。また、オンラインの場合、特に持続的に集中力が持たないこともあるため、アイスブレイクを入れるようにしましょう。

アイスブレイクとは、いわゆる雑談のこと。ゲームをして、参加者(応募者)の緊張をほぐすのも良いかもしれません。

参加者へのフォローを行う

オンラインで採用や説明会などを行う場合、企業と参加者が接する機会が減ってしまいます。

接する機会が少ないと、参加者・応募者は不安になることもあります。そのため、説明会や面接の終了後は、フォローを忘れずに行いましょう。

特に内定が決まった場合、入社までこまめにコミュニケーションを取ることが大切です。いつでもコミュニケーションが取れる体制を取っておくと安心ですよ。

オフラインもうまく組み合わせる

前項でもご紹介した通り、採用は、オンラインだけでの完了は難しい場合もあります。最終面接等はオフラインで行うなど、オフラインとオンラインをうまく組み合わせるのも成功のコツです。

オンライン採用には「Zoom」の導入がおすすめ

オンライン面接やオンライン説明会などで使うWeb会議ツールは「Zoom」がおすすめです。

Zoomは多くの企業で使われていて、オンライン授業でも使われているツールです。Zoomなら使い慣れているという方も多く、操作も簡単なので、おすすめのツールです。

ハイパーでは、Zoomライセンスの代理販売を行っております。請求書でのお支払いが可能ですので、ぜひご相談ください。

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まとめ

今回は、オンライン採用についてご紹介しました。

オンライン採用は、採用活動をオンラインで行うことです。人材の確保を広げたり、感染症予防対策に有効だったりとさまざまなメリットがあります。オンラインでは、情報が伝わりにくいという面もあるので、オフラインとうまく組み合わせながら行うようにすると良いでしょう。