多くの個人事業主・フリーランスが Zoom の有料版を利用するワケとは
2024/10/30 テレワークWebミーティングが定着する中で、Zoomをはじめとするコミュニケーションツールの利用が今では当たり前となっています。そのような中で多くの個人事業主やフリーランスの方が無料版ではなく有料版のZoomを利用している理由はあまり知られていません。
今回は無料版があるにも関わらず、なぜ有料版を利用されている方が多いのかその理由をお伝えします。
Zoomの有料プランは主に3つ
Zoomは、無料でも利用できますが、有料プランも3種類あります。
プロプラン
小規模企業向けのプランです。少人数向けのプランで、個人事業主の方でも利用可能です。
ビジネスプラン
中規模向けのビジネスプランです。10ライセンス(10人分)以上から契約できます。
エンタープライズ
大企業向けのプランです。100ライセンス以上から契約ができ、100人以上の社員が利用する企業などが利用できます。
Zoomの種類は、以下の記事でも詳しくご紹介しています。
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Zoomの無料版・有料版の違いをおさらい
Zoomには無料版と有料版がそれぞれ用意されています。まずはその違いをご説明します。
Zoomでは、プランごとにできること・できないことが明確に分かれているために、目的に合わせたプランを購入することが重要です。
【Zoomの無料版・有料版の違い一覧】
基本 パーソナルミーティング | プロ 小規模チームに最適 | ビジネス 中小企業向け | エンタープライズ 大企業向け | |
ライセンス数 | 1 | 1-9 | 10-99 | 100以上 |
ホスト可能な参加者数 | 100台 | 100台 | 300台 | 1000台 |
グループミーティング | 40分 | 30時間 | 30時間 | 30時間 |
管理ポータル | × | × | 〇 | 〇 |
管理機能 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
シングルサインオン | × | × | 〇 | 〇 |
録画 | 〇 ローカル保存のみ | 〇 ローカル・クラウド(5GBxライセンス数) | 〇 ローカル・クラウド(5GBxライセンス数) | 〇 ローカル・クラウド(無制限) |
アドオンオプション | × | 〇 | 〇 | 〇 |
画面共有 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
バーチャル背景 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
リモート制御 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
一見、Zoomは無料版でも利用ができてしまいそうにみえますが、会議時間や利用できる機能など、有料版と無料版には違いがあります。
Zoomの有料版・無料版の違いは、以下の記事でも詳しくご紹介しています。
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多くの個人事業主・フリーランスがZoomの有料版を利用するワケ
個人事業主・フリーランスの方がZoomの有料版を利用する背景には、やはり無料版の機能不足により有料版に魅力があるといっても過言ではないでしょう。ここでは無料版・有料版のデメリットやメリットを紹介します。
ミーティングの時間制限40分がない
最も有料版が選ばれる理由の1つが時間制限からの解放ではないでしょうか。毎回打ち合わせが40分で終わるようなことは難しく、状況によっては40分を超過するケースもあるでしょう。その度に中断となるようであれば、重要なクライアントや自社に対する印象が悪くなることも懸念されます。
個人IDを利用できる
個人ID(カスタムパーソナルミーティングID)があると、継続的なミーティングの開催が可能となるので参加者に対して都度、ミーティングIDやURLを共有することもなくなります。
オンライン上に録画・保存可能
実は無料版ライセンスでの会議やミーティング内容(共有画面や各参加者の発言など)を録画・録音することは可能ですが、保存先がローカル環境のみとなります。これが有料版だとクラウド上での保存か可能となりますので、参加者に対してスマートに共有することが可能となります。
オプションの追加も可能
プロプラン以上から、Zoomプランアドオンをオプションとして追加することが可能です。例えば、Zoomのビデオウェビナーを追加することができます。ウェビナーは、オンラインセミナーに特化したサービスです。多くの人に向けてセミナーをする方が多い方におすすめの機能です。他にも、テレビ会議システムの「Zoom Rooms」などを追加することが可能です。
オプションを利用する場合は、別途費用が発生します。
共同ホスト機能や投票機能などが使える
セミナーなど多くの人を集めてzoomを利用することもあるでしょう。有料版であれば、サポートとして共同ホストを設定することができます。共同ホストとは、別の主催者のことで、指定すると別の方も主催者と同じように機能が利用できます。
また、会議中に意見を収集できる投票機能や、終了後のアンケート機能なども有料版で利用できます。
Zoomでは無料版と有料版では大きく差があることから、有料版を選択される個人事業主、フリーランスの方が多いというのは当然かもしれません。でも、コストが発生するにも関わらず有料版を選択される方が多いのは「Zoomをお得に購入できる」といったことを知っている方も多いからかもしれません。
ハイパーのZoomプランはこちらからチェック
【ハイパー】Zoomプランの詳細
Zoomは「プロプラン」なら1ライセンスから購入可能!
無料版でも、十分に使えますが、ビジネスで利用する場合は何かと不便であることも。そのため、「プロ」以上のライセンスを検討することになると思います。
ここで重要なのが、購入するライセンス数です。個人事業主の方や、小規模ビジネス、ミーティング主催者が毎回同じ従業員ということであれば、ライセンスは1つでも問題ありません。
しかし、ライセンスは1つだけでも購入できるのか?といった疑問を抱える方もいらっしゃるでしょう。
プロプランであれば、1ライセンスから購入することが可能です。実際に企業規模に関わらず多くの方が1ライセンス契約されています。
Zoomは代理店の利用がおすすめ
ハイパーでは、Zoomの有料ライセンスの代理販売を行っております。ハイパーからの購入であれば、請求書でのお支払いが可能です。ぜひ、ご利用ください。
【ハイパーのZoom の料金】
料金プラン | 価格(1ユーザーあたり) |
プロ/小規模チーム(1~9ライセンス) | 2万8500円/年(税抜き価格/1ユーザー) |
ビジネス/中小企業向け(10ライセンス) | 4万400円/年(税抜き価格/1ユーザー) |
ビジネスプラス/中小業向け(10ライセンス) | 4万9600円/年(税抜き価格/1ユーザー) |
Zoom rooms(オプション)
Zoom Rooms | 9万1,600円/年(税抜き価格) |
※1ルームあたりの価格
ビデオウェビナー | |
参加者/500名 | 参加者/1000名 |
12万6,600円/年 | 62万3,800円/年 |
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【ハイパー】Zoomプランの詳細
Zoom直接ではなく、ハイパーで契約するメリットとしては、以下の内容が挙げられますので併せてご検討いただけますと幸いです。
・請求書払いに対応できる
・Zoom以外のサービスについてのご相談
・ネットワークやサーバなどの社内インフラ見直しのご相談
Zoomを1ライセンスで購入する際の注意点
余計なライセンスを購入するのではなく、1ライセンスから購入できるのはこれからZoomのアカウントを購入しようと考えている方にとっては魅力的ではないでしょうか?ただ、Zoomのアカウントを1ライセンスから購入する際に注意すべき点がいくつかありますので、こちらも確認してから購入へと進むと後悔することが少なくなると思います。
1ライセンスで購入する際の注意点①:無料版で利用したメールアドレスは利用できない
これからZoomのライセンスを1ライセンス購入しようとした場合、既に無料版で利用したメールアドレスは利用することができません。どうしても同じメールアドレスを利用したい場合は、無料版のアカウントを削除するか、新しいメールアドレスを用意する必要があるので注意が必要です。
なお、無料版のアカウントを削除した場合、有償版を登録するまでの間Zoomを利用することができなくなりますので、合わせてご注意ください。
1ライセンスで購入する際の注意点②:1ライセンスの支払いについて
購入するライセンスは、1年間の期間ライセンスです。継続の場合は、1年ごとにライセンスをご購入いただく必要があります。月ごとのご契約変更はできませんのでご注意ください。また、途中解約についても考え方は契約時と同様に契約は1年単位となりますので、有効期限内に解約や返金はできません。ご注意ください。
1ライセンスで購入する際の注意点③:Zoom契約の切り替えについて
よくある問い合わせの1つとして、Zoomを直接契約しているのですが、ハイパー経由の契約に切り替えできるかといった内容については、原則的に切り替えはお受けできませんのでご注意ください。
また、Zoom直接契約だけでなく当社以外の代理店で契約されている場合も当社に切り替えることはできません。
1ライセンスで購入する際の注意点④:月単位での契約について
Zoomをハイパーにて1ライセンス契約する場合は、年間契約のみとなり、月単位での契約はできません。追加購入に関しては、元契約の契約終了日までの期間の月割り契約となりますのでご注意ください。
1ライセンスで購入する際の注意点⑤:支払い方法について
ハイパーでご購入の場合は「請求書払い」となります。原則、月末締め翌月末銀行振り込みの掛払いです。Zoomから直接購入の場合はクレジットカード決済のみとなりますので、請求書払いのできるハイパーのような代理店経由が便利です。
※ 掛払い(月末締め翌月末払い)には審査があります。審査の結果によっては掛払いがご利用いただけない場合がありますのであらかじめご了承ください。
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【ハイパー】Zoomプランの詳細
まとめ
今回は、個人事業主やフリーランスがzoomの有料版を利用する理由や、無料版・有料版の違いなどを解説しました。
有料版は、ミーティング時間に制限がありません。また、無料版では利用できないホスト機能や投票機能なども利用できます。多くのことができることから、多くの個人事業主やフリーランスが有料版を選んでいるのです。
Zoomをより効果的に・最適に利用したい方へ
昨今では、コミュニケーションツールとしてその地位を不動のものにしたといっても過言ではないZoomですが、より効果的に、より最適な利用方法はご存知でしょうか?姉妹サイトでは以下の内容について資料をまとめていますので、こちらもぜひご利用ください。
・Zoomの強み
・他WEB会議サービスとの比較
・Zoomプラン・料金、Zoom Roomsご紹介
・ハイパー経由でご契約いただくメリット
・ご購入時の注意点
Zoom導入のポイントを資料にまとめています!詳細を知りたい方は、ぜひ確認してみてください。
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