Windows 10は特別なウイルス対策が不要?標準的な機能を搭載

2020/02/06 ウィルス対策

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Windows 10には『Window Defender』というセキュリティ機能が標準搭載されています。

Window Defenderの性能について知り、他のセキュリティ対策の必要性について検証していきましょう。

Windows 10の標準セキュリティ

Windows 10の標準セキュリティ
Windows 10には『Window Defender』というセキュリティ機能が標準搭載されています。Window Defenderとは、どのような機能を備えているのでしょうか?

Window Defender

以前は『Microsoft Security Essentials』という名称でしたが、Windows 8以降、『Window Defender』という名前でWindows OSに搭載されているセキュリティソフトです。

その名前の通り、Microsoftが開発・提供していて、高い性能を有しています。

無償利用が可能

Window Defenderは無償利用が可能です。元からWindowsに搭載されているため初期費用はかかりませんし、月額や更新費用もありません。

一般に公開されているフリーソフトのように、広告表示がされることもなく、セキュリティ保護のため運用がしやすい機能です。

Windows Defender以外は不要?

Windows Defender以外は不要?
Window Defenderは優秀なセキュリティ機能ではありますが、それによって他のセキュリティ機能が不要と言い切れるのでしょうか? Window Defenderの性能について検証していきます。

基本的な機能をカバーしている

Window Defenderは以下の機能を備えています。

  • ウィルスの脅威の防止機能
  • デバイスのパフォーマンス及び正常性の追跡
  • ファイアウォール及びネットワーク保護
  • アプリケーションとブラウザーのコントロール
  • 家族利用オプション

脅威に対する基本的な機能は備えていますので、常時起動しておけばPCが無防備になることはありません。

性能も高い

セキュリティ性能を検証する第三者機関『AV-Comparatives』の検証結果によれば、Window Defenderの結果は決して悪い結果ではありません。

頻繁にバージョンが書き換えられ、ウイルス情報が更新されるのでウイルスの検出率も高めです。一般的なフリーソフトと比較すれば挙動も軽く、他の作業の邪魔になることもないでしょう。

必要最低限という評価も

フリーソフトとしてはWindow Defenderはかなりの好評価ですが、ウイルスバスターなどの有償セキュリティソフトと比較すると、メールへのスキャニング機能がないことや、誤検知が少々目立つなど、性能は少々落ちてしまいます

有償ソフトの場合は、ウイルスの挙動に対する学習機能や、スキャニングを高レベルで設定することもできますが、Window Defenderにその機能はありません。

もし大切な企業データを扱う場合、Window Defenderは必要最低限の機能だと想定した方が良いでしょう。重大な情報を扱うのであれば、セキュリティをさらに向上させる必要があります。

他のウイルス対策ソフトを使うメリット

他のウイルス対策ソフトを使うメリット
Window Defenderのセキュリティレベルでは不足だと感じた場合、他のソフトを導入することになるでしょう。その際にはフリーソフトではなく、しっかりとしたノウハウと技術を持った企業の作ったもの推奨します。

有償セキュリティソフトを利用するメリットについて見ていきましょう。

セキュリティレベルが高くなる

2018年12月の『AV-Comparatives』の調査結果の中で満点と評されたのはAvira・Bitdefender・McAfee・Nortonの四つのウイルスソフトです。

この調査はマルウェア全般の検出・排除能力、パフォーマンスへの影響、誤検知率など6項目で採点され高い信頼性を得ています。

また、脅威によって暗号化されたファイルの復元や脆弱性への対策など、Window Defenderにはない機能を備えていることも多く、セキュリティレベルの純粋な向上が期待できるのです。

サポート終了後にも利用できる

WindowsOSには2種類のサポート期間を設けられており、メインサポートが5年、そこから最低限のサポートを受けられる延長サポートが5年の計10年となっています。

このサポート期間が切れた場合には、セキュリティが更新されなくなってしまうので注意が必要です。

現状Windows7の延長サポートは2020年、Windows10は2025年ですべてのサポートが終了します。その後に何らかの理由でOSを利用し続ける場合でも、セキュリティソフトはこれまでと同様にコンピュータを保護してくれるのです。

まとめ

Windows 10にはWindow Defenderというセキュリティソフトが備わっていて、マルウェアなどの脅威からPCを保護してくれます。Window Defenderは無料で利用できますし、性能も高いソフトです。

その一方で、有償のセキュリティソフトと比較すると性能面で劣る部分もあり、社内資料の取り扱いなど高レベルなセキュリティを求める場合は少々不足に感じるかもしれません。

必要なセキュリティレベルに合わせたセキュリティ体制を構築していく必要があります。

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クラウドインフォボックス編集部

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