Windows11へのアップグレードは無料?Windows11へのアップグレード方法

2021/10/26 windowsサポート

正式にリリースされたWindows11。無料でアップグレードできるのか?どのようにインストールするのか?疑問に思うかもしれません。

そこで今回は、Windows11のアップグレードについてご紹介します。

Windows11が正式リリース

Windows11が正式リリース
Windows10以降は新たなOSをリリースしないともいわれていましたが、今回大きな変更点にともない、新しいOSであるWindows11を10月5日に正式にリリース。UIが変わるなどといった変更点があり、大きな注目を集めています。

Windows11の特徴についてはこちらでもご紹介しています。

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Windows11へのアップグレードは無料でできる?

新しいOSのリリースで気になるのが、無料でアップグレードができるのかどうかですよね。

Windows10を利用している場合、システム要件を満たしていればWindows11へ無料でアップグレードすることができます。ただし、無料アップデート期間は、2022年の半ばまで。無料でアップグレードするには、期限が設けられているため、注意が必要です。

Windows11へアップグレードする際に気をつけたいこと

Windows11へアップグレードする際に気をつけたいこと

仕事用のPCを許可なくアップグレードさせない

仕事用のパソコンを情報システム課の許可なくアップグレードすることはやめましょう。

まだ、Windows11へのアップグレードが認められていない場合、社内システムが対応しきれないことも。トラブルの原因になることもあるため、事前に確認するようにしましょう。

システム要件を満たしているか

システム要件が満たなくてもアップグレードすることは可能。ただし、MicrosoftやPCメーカーの保証対象外になったり端末の動作に必要なデバイスドライバーがないケースも考えられます。これらを承知の上でインストールしなければなりません。スムーズに動作するかどうかは保証できないため、注意が必要です。

【Windows11のシステム要件】
Windows11システム要件
CPUは、intelであれば第8世代以降のintel Coreプロセッサー。AMDは、AMD Zen2プロセッサー以降、Qualcommは7/8シリーズ以降のプロセッサーが対象といわれています。

Windows11へのアップグレード方法

Windows11へのアップグレード方法
アップグレードの方法は、3つあります。

Windows Updateからアップグレードを行う方法

Windows Updateからインストールする場合、インターネットの接続が必要です。

1.スタートから設定を開く
2.設定内にある「アップデートとセキュリティ」をクリック
3.「アップデートをチェックする」を開く
4.Windows11へのアップグレードが案内されたら「ダウンロードとインストール」をクリック
5.画面の指示にしたがってインストールする

インストールアシスタントを使ってアップグレードする方法

インストールアシスタントを利用してアップグレードをする場合、インターネットの接続が必要です。なお、ディスクの空きが9GB以上必要です。事前に確認しておきましょう。

1.ダウンロードページからインストールアシスタントをダウンロードする
2.ダウンロードが終わったら、実行ボタンをクリック
3.互換性があることが確認されたら、ライセンス条項が表示されるので、同意してインストールを選択する
4.ツールの準備ができたら「今すぐ再起動」をクリック

Windows11をインストールするには時間がかかることもあります。PCが数回再起動されることもありますので、電源を切ってしまわないよう注意してください。

インストールメディアを利用する方法

インストールメディアを利用する場合、一部の作業はインターネット接続がなくても実行が可能です。なお、インストールメディアを利用する場合、8GB以上の空きがあるUSBメモリまたはISOファイル(書き込みに対応しているドライブ・空のDVD・Blu-rayメディア)が必要です。

まずは、インストールメディアをダウンロードする方法からご紹介します。

【USBメモリにダウンロードする場合】
1.パソコンのUSBメモリを接続し「ドライブの一覧を更新する」をクリック
2.インストールメディアとするUSBドライブが選択されてうることを確認したら「次へ」をクリック
3.書き出しが完了するまで待つ
4.「USBフラッシュドライブの準備が完了しました」と出たら「完了」をクリック

【ISOファイルにダウンロードする場合】
1.エクスプローラーでISOファイルをダウンロードしたフォルダを開く
2.ISOファイルを右クリック
3.「ディスクイメージの書き込み」をクリック
4.DVD・Blu-rayデスクドライブに、空のDVD・Blu-rayメディアを入れる
5.書き込み用ドライブが正しく選択されていることを確認し、「書き込み」をクリック
6.書き込みが終わったらダウンロードの完了です

USBメモリまたはISOファイルにダウンロードが完了したら、インストールをする作業に入ります。インストール方法は下記の通りです。

【USBメモリまたはISOファイルにダウンロードした後の手順】
1.メディア作成ツールをダウンロード(ダウンロードの際はインターネットの接続が必要です)
2.メディア作成ツールを実行
3.ライセンス条項に「同意する」をクリック
4.「言語とエディション」の選択が正しければ「次へ」をクリック
5.作成するメディアを「USBフラッシュドライブ(USBメモリ)」または「ISOファイル」を選択し、「次へ」をクリック

Windows11からWindows10に戻すには

Windows11をインストールしたけど、Windows10にダウングレードさせたいという方もいるかもしれません。Windows11からWindows10へのダウングレードはできますが、いくつか注意点があります。

まず、ダウングレードさせるにはWindows11へのインストールから10日以内であることが条件です。Windows10復元後は、一部のアプリ・プログラムの再インストールが必要であったりWindows11にした跡に加えた設定はすべて失われます。また、大事なデータが失われる可能性もあるため、必ずバックアップを取るようにしましょう。

Windows10の復元方法について

1.スタートボタンから設定を選択しクリック
2.設定内にある「システム」から「回復」をクリック
3.回復オプションに復元があるためそこをクリック
4.バージョンを戻す理由を選択し、「次へ」をクリック
5.アップデートをチェックしますか?とでてきたら「行わない」を選択
6.注意点を確認したら「次へ」をクリック
7.サインパスワードについての注意点が表示されるので、問題がなければ「次へ」を選択
8.「Windows10に復元する」をクリック
9.復元開始

復元中に電源を落としてしまうと起動できなくなる可能性があるため、必ず復元が完了するまで待ちましょう。

姉妹サイトではテレワーク支援サービスについて詳しくご案内させて頂いております。テレワークについてもっと具体的に知りたい方は併せて確認して頂けますと幸いです。


まとめ

今回は、Windows11のインストール方法について解説しました。

新しくリリースされたWindows11。テレワークの利便性を考慮した機能も多いため、早く活用したいと考える方も多いのではないでしょうか。Windows11は、Windows10を使っていてシステム要件を満たす端末であれば、無料でインストールが可能です。ただし、Windows10のときのように無料インストール期間が設けられていて2022年の半ばで終了してしまいます。

無料インストール期間が終了してしまうと、その先は有料となる可能性も多いにあるため、注意が必要です。