Web会議をしたいのにうまくいかない! Zoom のよくあるトラブルとは?
2024/10/30 テレワーク公開日 2021年6月23日 | 最終更新日 2024年10月30日
Web会議をすることが多くなった昨今、 Zoom を使うことが増えてきていると思います。
しかし、トラブルによりうまくいかないことも多いと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。また、システム担当者はトラブルについて相談を受けることもあるでしょう。
そこで今回は、Zoomでよくあるトラブルとその解決方法についてまとめました。トラブルで悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
まずは対応OS・デバイスの確認
まずは、対応OSから確認していきましょう。対応していないOS・デバイスを使用している場合は、接続ができませんのでご注意ください。
Zoom対応OS
・macOS X と macOS X (10.10) 以降
・Windows 11
・Windows 10
・注: Windows 10 で実行されているデバイスは、Windows 10 Home、Pro、Enterprise のいずれかで実行されている必要があります。 S モードはサポートされていません。
・Windows 8 または 8.1
・Windows 7
・Ubuntu 12.04 以降
・Mint 17.1 以降
・Red Hat Enterprise Linux 8.0 以降
・Oracle Linux 8.0 以降
・CentOS 8 以降
・Fedora 21 以降
・OpenSUSE 13.2 以降
・ArchLinux(64 ビットのみ)
Zoom対応スマートデバイス・タブレット
・Surface PRO 2またはWin 8.1以降
・iOS/iPadOSとAndroidデバイス
・Blackberryデバイス
Zoom対応ブラウザ
デスクトップ
・Chrome: 最新バージョンから 2 バージョン以内
・Firefox: 最新バージョンから 2 バージョン以内
・Edge: 最新バージョンから 2 バージョン以内
・Safari: 最新バージョンから 2 バージョン以内
モバイル
・Safari: 最新バージョンから 2 バージョン以内
・Chrome: 最新バージョンから 2 バージョン以内
・Firefox: 最新バージョンから 2 バージョン以内
Zoomの使い方はこちらで詳しくご紹介しています。
オンライン会議が一般的に取り入れられるようになった昨今。オンライン会議の定番ツールともいえるのが、Zoomです。多くの企業でZoomが取り入れられているため、すでに利用して...
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Zoom側の不具合によるトラブルも考えられる
トラブルは、Zoomの不具合によるものも考えられます。トラブルが起こった際は、事前に不具合が報告されていないか、確認をしておきましょう。
Zoomのよくあるトラブルと解決方法
オンラインで会議・打ち合わせがしたいのにトラブルでうまくいかないこともあるでしょう。
ここではさっそく、Zoomのよくあるトラブルと解決方法について解説します。
サインイン・入室時のトラブル
1.Zoomが起動しない
Zoomが起動せず、使えないというトラブルに見舞われることもあります。
【考えられる原因と解決方法】
・新しいバージョンのアプリがリリースされている
新しいバージョンがリリースされていて、起動しない恐れがあります。アップデートをすると解決すると考えられます。
・非対応のブラウザを使っている
ブラウザ自体が非対応であることも考えられます。対応しているブラウザを確認して利用しましょう。
ブラウザから利用している場合は、アプリに切り替えて使うとスムーズにいくことも。
2.サインインできない
主催者は、会員登録が必要です。そのため、ログインを求められますが、ログインがうまくいかないこともあるかもしれません。
※参加のみの場合、会員登録は基本的に不要です
【考えられる原因と解決方法】
・メールアドレスとパスワードを確認する
入力したメールアドレスとパスワードが間違えている恐れがあります。間違えがないか確認しましょう。余分な空白が入っていたり「.」が「,」になっていたりなどしてログインがはじかれていることもあります。
3.入室できない(参加できない)
入室には、参加ID/パスワードが必要です。参加ID/パスワードが分からない場合は、主催者に確認しましょう。
【考えられる原因と解決方法】
・主催者側(ホスト側)から許可されていない
招待URLをクリックして入室しますが、主催者側(ホスト側)が許可をしていないと入室できないようになっています。そのため、主催者側に許可してもらうまで待機する必要があります。
・入室時の参加ID/パスワードが間違っている
参加ID/パスワードの入力が間違えている恐れがあります。再度確認して入力するようにしましょう。
音声トラブル
1.音声が聞こえない
相手の音声が聞こえないトラブルもよくあります。この場合は、設定や機器をよく確認する必要があります。また、事前にスピーカーとマイクをテストしておくと安心です。
【考えられる原因と解決方法】
・音量がゼロになっていないか確認する
音が聞こえない原因として、イヤホンやスピーカーの音量が0になってしまっている場合があります。
右下のミュートボタンの横にある「^」とボタンをクリックし、オーディオ設定を開き、そこからスピーカー音量を調節しましょう。また、端末の音量設定が0になっていることもあるので、端末の音量設定も確認するようにしてください。
・イヤホンやスピーカーがきちんとコネクターにささっているか確認する
音が聞こえなくなってしまう理由として、パソコンと機器をつなぐコネクターがうまくささっていないといった原因も挙げられます。必ず、コネクターがささっているか、チェックしておきましょう。
・オーディオに参加できているか確認する
メニューバーにある「オーディオに参加」をクリック→「コンピューターオーディオに参加する」をクリック→メニューバーの左下がマイクになれば参加できています。
・ブラウザを利用している場合はアプリに切り替えてみる
ブラウザを利用している場合は、アプリに切り替えることで解決する場合もあります。
2.音声が届かない
逆に、自分の音声が相手に届かないというトラブルも起こりがちです。
【考えられる原因と解決方法】
・マイクがミュートになっていないか確認する
よくあるのが、マイクがミュートのまま喋ってしまっていることです。画面の左下に、ミュートと書かれたマイクの設定があります。そこのマイクのアイコンに斜線が入っている場合は、ミュート機能がオンになっている証拠です。ミュート機能がオンになっていると相手に自分の声が届かないため、ミュート機能はオフにしましょう。
また、マイクの音量が0に設定されてしまっている可能性があります。音が聞こえないときと同様にオーディオ設定や端末のマイク音量の設定を確認するようにしましょう。
・スマホの場合、アクセス許可ができているか確認する
スマホからZoomでのWeb会議へ参加する場合、マイクのアクセス許可ができているか確認しましょう。アクセス許可ができていないと、マイクがオフ状態になっているため、相手に声が届きません。スマホから利用している場合は、アクセス許可も確認しましょう。
・端末にマイクがついていない
パソコンやタブレット端末の中には、ごくまれにマイクがついていないことも。マイク付きイヤホン・マイク・マイク付きのWebカメラを接続することで解決できます。
3.音声が乱れる・雑音が入る
音声が遅延したりハウリングしてしまいキーンという音が入ってしまったりすることも。会議に集中できないこともあるため、解決しておくことが大切です。
【考えられる原因と解決方法】
・ネットワークの低下
不安定なネットワーク状況下だと、音声が途切れてしまったり遅延が発生してしまったりします。有線LANに切り替える、映像の設定値を落として全体のデータ量を少なくするなどして対応しましょう。
スペックが足りていなくて遅延してしまうこともあるため、端末を見直すことも大切です。
・同じ会議に参加している端末が近くにある
同じ会議に参加している端末が近くにあるとハウリングしてしまうことがあります。離れて利用するなどして対策をしましょう。
映像トラブル
1.映像が映らない
Webカメラの映像が映らないトラブルもよくあります。
【考えられる原因と解決方法】
・「ビデオの開始」ボタンを確認する
画面下の「ビデオの開始」のアイコンに斜線が入っている場合は、カメラがオフになっています。そのまま「ビデオの開始」をクリックすることで、相手側に映るようになります。
それでも映らない場合は、「ビデオの開始」のアイコン横の「^」をクリック。接続機器などの詳細が出てくるため、利用したいカメラにチェックが入っているか確認しましょう。
・カメラの設定・オンオフを確認
外付けのカメラの場合、接続がしっかりとできていない可能性があるため、コネクターがしっかりと接続されているか確認しましょう。電源がオフになっていることもあるので、電源の確認も忘れずに。
・他のアプリでカメラが接続されている
開いている他のアプリでカメラが接続されているとカメラが使えないことも。起動しているアプリにカメラが接続されていないか確認します。
・使用許可の確認
パソコン本体の設定で、カメラの使用が許可されていない場合もあります。Windowsであれば、設定→プライバシー→カメラから「このデバイスのカメラへのアクセスはオンになっています」「アプリがカメラにアクセスできるようにする」がオンになっているかどうかを確認しましょう。また、その下にある「デスクトップアプリがカメラにアクセスできるようにする」という部分もオンになっているのか確認しておきます。
2.画面共有ができない
説明のために画面共有しながら会議を行うこともあるでしょう。しかし、なんらかの理由で画面共有ができないなんてことも。その際の原因や解決方法を見ていきましょう。
【考えられる原因と解決方法】
・バージョンが古い
アプリのバージョンが古いと画面共有ができないといったケースもあります。バージョンの確認を行いましょう。
・管理者のセキュリティ設定の確認
ミーティング画面のメニューにあるセキュリティで、参加者に画面共有の許可ができるよう設定できます。これが設定できていないと、画面共有ができませんので、チェックする必要があります。
Zoomは有料プランがおすすめ
Zoomは無料で使うこともできますが、有料プランもあります。有料プランは、グループミーティングの時間制限がなかったり、録画をクラウド保存できたりといったさまざまなメリットがあります。
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まとめ
今回は、Zoomのよくあるトラブルと解決方法についてご紹介しました。
Web会議の直前にトラブルが起こってしまうと焦ってしまうものです。そのため、できるだけ事前に音声や映像の確認をしておきましょう。トラブルの原因として、特に多いのが設定のミスだと考えられます。設定の確認も忘れずに行うと安心です。

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