オンライン会議で画面共有できる? Zoom の画面共有方法とは
2024/11/05 テレワーク会議はオンラインで実施される機会が増えてきました。オンライン会議は、移動することなく遠方の企業とも会議や打ち合わせ、商談ができることから今では欠かせないツールです。
オンライン会議ツールの中でも Zoom は使い勝手の良さから、多くの企業で導入されています。Zoomは音声・映像で通話ができるだけではなくさまざまな機能がそなわっています。
その機能の1つである画面共有は、ミーティング中にPCで表示されているアプリケーションの画面を相手の画面に映すことができる便利な機能です。
この記事では、Zoomの画面共有方法についてご紹介します。
Zoomで共有可能な画面
共有できる画面は主に4つあります。ここでは、パソコンからZoomを使う際に共有できる画面をご紹介します。
デスクトップ
Zoomで、自分のデスクトップ画面の様子を共有することができます。ファイルやアプリケーションを立ち上げて、参加メンバーに説明することができます。
ただし、デスクトップ画面を共有するとマウスカーソルの動きまで映し出されます。ファイルにかかっているパスワードなども入力しているところが映し出されるため注意が必要です。
表示されているアプリケーション
起動しているアプリケーションの画面を共有できます。デスクトップのように全体を共有するわけではないため、パスワードの入力などが映し出される心配がありません。
ホワイトボード
議事録などをまとめておくことができるホワイトボード機能は、画面共有機能を使って利用します。
デスクトップやアプリケーションを共有する場合は、他の参加者は操作したり変更を加えたりすることはできません。ただ、このホワイトボード機能は、他の参加者も書き込むことが可能です。ホワイトボードに書き込んだ内容はそのまま保存することができます。
ホワイトボードは、企画会議などのアイデア出しの際に使うと便利な機能です。
スマホやタブレットの画面
パソコンにスマホやタブレットをつなげ、ミラーリングさせた画面も共有することができます。iPhoneやiPadであれば、ケーブルでつなぐか、Airplayの画面ミラーリングを使い接続させます。Android端末の場合は、画面ミラーリングができるアプリをダウンロードすることで共有できます。スマホやタブレットの画面につなげて共有することで、スマートフォンやタブレットを利用してわざわざ会議に参加する必要がありません。
スマートフォンやタブレットを共有して、Webサイトのスマートフォンからの見え方をチェックしたり、タブレットで作成した資料を共有したりすることができます。
動画や音声も画面共有できる?
会議中、制作した動画や音声の確認をしたい場合もあるでしょう。Zoomでは、画面共有を通じて、動画や音声も共有することができます。
動画や音声を共有する方法
共有したい動画や音声のファイル・再生アプリなどは、事前に開いておきましょう。ミーティング画面下にあるバー内の「画面の共有」をクリック。共有画面で、共有したい動画・音声の画面と選択したら、画面の下にある「コンピューターの音声を共有」にチェックを入れましょう。チェックを入れて共有することで、他の参加者にも音声がキレイに再生できます。
チェックを入れないと、自分のパソコンで再生された音声をマイクが拾うこととなり、雑音になってしまうことも。
全画面ビデオクリップ用に最適化にチェックを入れることで、動画を適切な大きさにZoomが調整してくれます。
スマホやタブレットからも画面共有はできる?
スマホやタブレットから、Zoom会議に参加する方もいるかもしれません。画面共有は、スマートフォンやタブレットからも画面共有することが可能です。ただし、スマホはPCよりも画面が小さいため、見にくく資料の説明や解説等はしにくくなってしまうかもしれません。そのため、スマホを利用する場合は、資料の共有よりも動画や画像などを共有するのに活躍するでしょう。
スマホ・タブレットから共有できるのは、画面や写真、Dropboxやワンドライブなどのストレージサービスに保存されたコンテンツです。
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Zoomの画面共有方法
パソコンで画面共有する場合と、スマホ・タブレットから画面共有をする場合、少しやり方が異なります。ここでは、パソコンでの共有方法と、スマホ・タブレットでの設定方法をご紹介します。
パソコンの場合
1.ミーティング画面下にあるバー内の「画面の共有」をクリック
2.共有したい画面(アプリケーションやデスクトップなど)を選択する
3.画面の右下にある「共有」をクリックして画面共有ができる
スマホ・タブレットの場合
1.ミーティング画面下にあるバー内の「共有」を選択
2.「画面」を選択
3.「ブロードキャストを開始」をタップする
4.共有したいウィンドウを開くことで共有できる
画面共有ができないとき、どうする?
画面共有ができないトラブルが起こることも。特に初めて画面共有機能を使う場合は、開いているファイルや設定を確認しておきたいところ。ここでは、画面共有ができないときの対処方法について詳しく解説していきます。
表示させたいファイルを開く
画面共有する際は、共有したいファイルが開いていないと共有することができません。まずは、共有したいファイルが開かれているかどうか確認しましょう。
画面共有が有効化されていない
画面共有は、主催者(ホスト)の許可がないとできません。主催者は必ず会議前に、設定から有効化しておく必要があります。
【ミーティング中に画面共有を許可する方法】
1.ミーティング画面の下のバー内にある「画面の共有」をクリック
2.「高度な共有オプション」を選択する
3.「共有できるのは誰ですか?」という部分で「全参加者」を選択
【ミーティング前に設定する方法】
1.WebブラウザからZoomにアクセスし、サインインする
2.設定の「ミーティングにて(基本)」から「画面共有」をオンにする
3.「共有できるのは誰ですか?」という部分で「全参加者」を選択
【スマホやタブレットで設定する方法】
1.ミーティング画面の右下の詳細をタップ
2.セキュリティを選択
3.「参加者に次を許可」にある「画面の共有」をオンにする
アプリのバージョンが古い
Zoomのアプリのバージョンが古いと一部の機能が使えなかったり、不具合により動作ができなかったりするため、バージョンを更新するようにしておきましょう。
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※2024年7月現在
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オンライン会議が一般的に取り入れられるようになった昨今。オンライン会議の定番ツールともいえるのが、Zoomです。多くの企業でZoomが取り入れられているため、すでに利用して...
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まとめ
Zoomには、画面共有機能がそなわっています。ファイルや画像、動画などを全参加者と共有しながら、オンライン会議で確認することが可能です。
ファイルだけではなく、動画や音声の画面共有もできるため、利便性は高いでしょう。
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