ウェビナーとは?ウェビナーの開催方法やメリットをご紹介
2024/07/18 テレワーク公開日 2022年6月15日 | 最終更新日 2024年7月18日
オンライン化が進んだことにより、さまざまなところで、オンラインでセミナーを行うウェビナーが取り入れられるようになりました。この影響から、ウェビナーという言葉をよく聞くようになったのではないでしょうか。そのため、ウェビナーを開催したいとお考えの方も多いでしょう。
しかし、実際はどのようにウェビナーを行うのか、どのようなシーンで活用できるのか疑問に思う方もいるかもしれません。
そこで今回は、ウェビナーについて概要やメリット、開催方法をご紹介します。
ウェビナーとは?
ウェビナーという言葉は、ウェブ(web)とセミナー(seminar)を掛け合わせた造語です。web上でセミナーを行うことを意味しています。ウェビナー専用のツールもあり、オンラインでスムーズに配信することが可能です。
ウェビナーとオンライン会議の違い
ウェビナーとオンライン会議の違いは、目的やコミュニケーションの方法が異なります。
まず、オンライン会議では、双方でコミュニケーションを取るのが一般的です。意見交換を行うこともあるでしょう。会議では何かを決定したり、情報を共有したりすることがほとんどです。
一方で、ウェビナーは、話を聞くことを目的としています。参加者は視聴をするのがメインとなります。
ウェビナーの活用シーン
オンラインで行うセミナーを指す「ウェビナー」ですが、どのようなシーンで活用できるのでしょうか。ここでは、ビジネスで使えるウェビナーの活用シーンをご紹介します。
活用シーン1.講義(セミナー)
名前の由来の通り、セミナーや講義で利用できます。オンラインで実施することでできるので、遠方からも参加が可能です。そのため、多くの参加者を募ることができます。
活用シーン2.説明会
商品やサービスの説明会にウェビナーを活用できます。BtoC向けの説明会はもちろん、BtoB向けの説明会も行うことが可能です。オンラインであれば参加場所を問わないため、遠方の企業へのアプローチもできるでしょう。
商品やサービスの説明会の他にも、採用説明会の開催にもウェビナーを利用することができます。
活用シーン3.入社式・研修
社内では、入社式と研修でウェビナーを利用することができます。本社と支社をつないで配信することが可能です。
ウェビナーのメリット
オンラインでセミナーを行うことは、さまざまなメリットがあります。ここでは、ウェビナーを行うことで得られるメリットについてご紹介します。
開催場所を問わない
オンラインで開催できるため、主催者・参加者ともどこからでも参加できます。1つの場所に集まる必要がなく、わざわざ開催場所を用意する必要がありません。開催場所を押さえる手間が減ります。
集客しやすい
参加者は、セミナー会場に出向く必要がなく、どこからでも参加できます。場所を問わないことから参加しやすいため、人が集まりやすいと考えられます。
コスト削減や工数削減につながる
セミナー用の大きな会場を用意する必要がないため、コストを抑えることが可能です。
また、会場の手配や設営といった工数を減らすことができます。
ウェビナーにデメリットはある?
便利なウェビナーですが、デメリットもあります。ここでは、デメリットと一緒に解決策もご紹介します。
集中しにくい
オフラインの場合、直接目の前で話を聞くため、集中できます。しかし、オンラインの場合はネットを通じて話を聞くため、集中しにくいといわれています。そのため、休憩をこまめに交えるようにしましょう。
ネットに慣れていない層には向かない
ウェビナーはオンラインで開催します。パソコンやスマホなどネットを使う必要があり、ネットに慣れていない層には向きません。セミナーのターゲットがネットに慣れていない層であれば、オフラインでの実施が良いでしょう。
ウェビナーの配信方法
ウェビナーには、2つの配信方法があります。
ライブ配信
ライブ配信は、リアルタイムでセミナーを配信する方法です。参加者と同じ時間を共有するため、質問への対応ができます。コミュニケーションをリアルタイムで取ることが可能です。参加者は、対面式と同じような形で話を聞くことができます。
録画配信
録画配信は、録画したセミナー映像を配信する方法です。参加者は繰り返し講義を聞くことができます。リアルタイムで質問することはできませんが、聞きたいところをリピートできる点はメリットといえます。自分の休憩したいタイミングで配信を止められるのもメリットといえるでしょう。
ウェビナーの開催方法とは?
ウェビナーの開催を検討している企業では、どのように開催するのか気になるかもしれません。ここでは、ウェビナーの開催方法をご紹介します。
ウェビナーの目的を決定する
まずは、ウェビナーを開催する目的やゴールを設定するようにしましょう。研修であれば、社員にどのようなことを理解してもらうのか、商品説明会であれば参加者にどのように購入につなげるのかを考える必要があります。また、目的を決定する際に、ウェビナーの開催日も決定しておきましょう。
ツールを選ぶ、環境を整える
配信ツールはいくつかあります。料金や備わっている機能が異なっているため、事前にどのツールでウェビナーを行うか決めておきましょう。
また、高画質で配信したい、良い音声で配信したいとお考えなら、マイクやカメラの用意も必要です。インターネット回線が遅いと、視聴しにくくなる恐れがあるため、インターネット回線についても確認しておく必要があります。
事前に参加者に案内をする
ウェビナーの開催前には、日時を改めて共有しておきましょう。その際に、タイムスケジュールや講師の案内、質疑応答についてなど事前に案内をしておきます。
また、資料を配布する場合は、事前に参加者に郵送またはPDF等をメールでお送りするようにしましょう。
リハーサルを行う
本番当日は、リハーサルを行うことをおすすめします。リハーサルをすることで、開催方法や進行に問題ないか確認できますし、カメラワークや証明の確認も可能です。
アフターフォローをする
研修であればフィードバックを行ったり、説明会であればお礼のメールを送ったりとアフターフォローも行いましょう。
ウェビナーをするなら「Zoom」がおすすめ
ウェビナーを開催するなら、ツールはZoomがおすすめです。Zoomには、ミーティングとウェビナーの2つが提供されています。ミーティングは、会議向けのサービスですが、ウェビナーはセミナー配信に向いた機能やサービスが備わっています。
下記では、ZoomミーティングとZoomウェビナーの違いを表にしました。
ZoomミーティングとZoomウェビナーの違い
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まとめ
今回は、ウェビナーについてご紹介しました。
ウェビナーは、オンラインでセミナーを配信することを指します。対面式のセミナーも直接話を聞けるといったメリットがあります。
しかし、ここ最近は新型コロナウイルスの影響もあり、できるだけ非対面での実施が求められています。オンラインで講義ができるウェビナーは、今後とも多くのシーンで活用できるでしょう。

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