無料で利用できるWeb会議ツールはどれ?有料版のWeb会議ツールと比較!

2024/02/09 テレワーク

Web会議が当たり前になってきました。さまざまなWeb会議ツールがありますが、無料で使えるツールをお探しの方もいるかもしれません。無料で使えるWeb会議ツールはどんなものがあるのでしょうか。

そこで今回は、無料で利用できるWEB会議ツールをご紹介します。有料プランとも比較しながら紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

無料で利用できるWeb会議ツールはどれ?

無料で利用できるWeb会議ツールはどれ?
無料で利用できるWeb会議ツールは、下記の通りです。

【無料で使えるWeb会議ツール】

  • Zoom
  • ChatWork
  • Microsoft Teams
  • Google Meet

Web会議ツールの有料版と無料版を比較!

Web会議ツールの有料版と無料版を比較!
ここでは、Zoom・チャットワーク・Microsoft Teams・Google MeetのWeb会議ツールの無料版と有料版を比較しました。

Zoom

有料プラン 無料プラン
時間制限 なし 40分まで
参加人数 最高で500人(※エンタープライズプランの場合) 100人まで
画面録画 ×
共同ホスト機能 ×
投票機能 ×

【特徴】
無料でも高画質・高音質で使うことができるツールです。接続性も安定しています。

ただ、時間制限が40分までなので、長時間続けて使いたいなら、ホスト側は有料プランの利用がおすすめです。人数も制限がありますが、100人までと大人数で利用できます。

【無料版と有料版の違い】
先述の通り、時間制限があります。また、参加人数にも制限があるため、少人数で短時間利用する場合に向いています。画面録画も有料プランのみとなっています。

性能にはあまり差がないため、時間制限や参加人数を気にしなければ無料でも十分に使うことができます。

【メリット】
・無料でも高画質・高品質
・使いやすい
・Web会議に特化したツール

【デメリット】
・事前にチャットで連絡することは不可
・無料版の時間制限が40分

Zoomのプラン内容

・プロ:月額2000円/1ライセンス
・ビジネス:月額2700円/1ライセンス
・エンタープライズ:月額2700円/1ライセンス ※要問合せ

※Zoomの公式サイトから契約した場合の料金です
※公式の場合、ビジネスプラン以上は10ライセンスから購入可能

ハイパーでは、Zoomの有料ライセンスの代理販売を行っております。ハイパーからの購入であれば、請求書でのお支払いが可能です。ぜひ、ご利用ください。

ハイパーのZoomプランはこちらから
【ハイパー】Zoomプランと価格

ChatWork

有料プラン 無料プラン
時間制限 無制限 無制限
参加人数 14人まで 1:1のみ(最大2人)
画面共有

【特徴】
ビジネスチャットですが、Web会議機能がそなわっています。国内で作られたツールで、多くの企業で使われています。ファイルの送付はもちろん、タスク管理もできます。

社外の方とのやり取りもしやすく、業務の効率化に一役買ってくれるツールです。

【無料版と有料版の違い】
ChatWorkは無料で使うことが可能です。ただし、広告がついていたりグループチャット作成に制限があったりします。お試しで使う場合や、使う頻度が限りなく低い場合は、無料プランでも良いでしょう。

【メリット】
・チャットツールがそなわっている
・タスク管理もできる
・社外の方ともやり取りしやすい

【デメリット】
・大人数での会議やセミナーとしては利用しづらい
・無料プランは1:1のみしか会議ができない

ChatWorkのプラン内容

・ビジネス:月額600円/1ライセンス(※年間契約の場合は月500円)
・エンタープライズ:月額960円/1ライセンス(※年間契約の場合は月800円)

※ChatWorkの公式サイトから契約した場合の料金です

Microsoft Teams

有料プラン 無料プラン
時間制限 無制限 無制限
参加人数 14人まで 1:1のみ(最大2人)
画面共有

【特徴】
Microsoftが提供しているツールで、Microsoft 365を利用している方は、Teamsも利用可能です。Microsoftのツールとの互換性があり、Officeで作成した資料を共同編集しながら会議することもできます。Teamsは専用プランが1つしか無いため、プランが分かりやすくなっています。

【無料版と有料版の違い】
無料版にはさまざまな制限があります。例えば、会議の開催時間は60分まで制限が儲けられていて、参加人数も100人までとなっています。有料プランであれば、24時間使え、300人まで参加可能です。

【メリット】
・オフィスツールとの連携が可能
・チャットツールもそなわっている

【デメリット】
・Microsoft Teamsに登録していないと利用できない
・Microsoftのアプリを利用していない場合は向いていない

Teamsのプラン内容

・Microsoft Teams Essentials:月額430円/1ライセンス(※年間契約の場合)

他にも、Microsoft 365 Business Basicや、Microsoft 365 Business Standardで利用可能です。

※料金はMicrosoft公式サイトから契約した場合の料金です

Google Meet

有料プラン 無料プラン
時間制限 1:1、複数人どちらも24時間 1:1は24時間
複数人の場合1時間
参加人数 100 100
画面共有

【特徴】
Googleが提供している会議ツールです。以前は、「hang out(ハングアウト)」と言いましたが、名前を変更しています。

Google Meetはスマホからも使えるので、どこからでも会議に参加することができます。

また、ブラウザから使うことができ、Chromeを使っている場合は特に簡単に使うことが可能です。

【無料版と有料版の違い】
無料版でもセキュリティが万全で使いやすくなっています。時間制限がありますが3人以上で利用する場合は60分までと、他のWeb会議ツールと比べると多いです。ホワイトボードの機能は無料版でも利用できます。ただし、録画については有料プランから使うことができます。

【メリット】
・無料でも使いやすい、回数制限がない
・無料版でも3人以上の利用で1時間まで会議が可能
・スマホからでも利用できる

【デメリット】
・録画機能は有料プランのみ
・バーチャル背景はChromeからしか利用できない

Google Meetのプラン内容

・Google Workspace Individual:月額$7.99/1ライセンス(※2022年10月以降は$9.99)

他にも、Google WorkspaceのプランにMeetが含まれています。

※Googleから契約した場合の料金です

WEB会議ツールを無料で使っても大丈夫?

WEB会議ツールを無料で使っても大丈夫?
Web会議ツールは、無料であっても十分に使えるツールが多いです。しかし、いくつか気をつけたい点があります。

無料版は接続が不安定なことが多い

無料版は、有料版と比べると接続が不安定なことがほとんどです。最近は、改善されつつありますが、音声や映像が途切れることも。安定した通信を求めるなら、有料版のほうが酔いでしょう。

また、画質や音質なども有料版と比較して悪い可能性があります。画面共有したときに資料が見にくいという場合もあるかもしれません。

機能に制限あり

使える機能に制限があるケースがほとんどです。特に参加人数や時間に制限があるパターンが多くなっています。長時間使わない場合や、少人数でしか使わないということであれば、無料でも十分使えるでしょう。

研修やオンライン入社式、オンラインセミナー(ウェビナー)を行う場合は、大人数での参加になることが多く、長時間利用することもあります。この場合は有料プランの利用がおすすめです。

セキュリティにも注意

セキュリティについても悪いというわけではありませんが、有料プランと比べると劣るツールもあります。Web会議を行う場合は、会議の内容が漏えいしてしまわないよう、セキュリティ面についてはチェックしておく必要があります。

まとめ

今回は、無料でも利用できるWeb会議ツールについてご紹介しました。

無料でも十分に使えますが、時間や参加人数に制限があります。そのため、用途によっては有料プランを契約したほうが使いやすいでしょう。

例えば、ウェビナーやオンライン入社式などの実施を考えている場合は特に有料プランの利用がおすすめです。そのため、用途を確認してから、Web会議ツールを選ぶようにしましょう。