オンラインでグループワークはできる?メリットややり方をご紹介!
2024/07/18 テレワーク採用や研修でグループワークを取り入れている場所も多いでしょう。
しかし、ここ最近は非対面(オンライン)での実施が求められ、オンラインで採用や研修はできてもグループワークを行うのは難しいと思っていませんか?グループワークはオンラインでも実施が可能です。
そこで今回は、オンラインでのグループワークのメリットややり方をご紹介します。
グループワークとは
採用や社内研修で利用されるワーク方法のこと。参加者を数人ずつのグループに分けてテーマに沿ってディスカッションをし、最終的に結論や成果物を発表します。
オンライン化が進みグループワークもオンラインでの実施可能に
近年、感染症予防対策として非対面でのイベント実施が行われています。企業であれば、会議もオンラインでの実施が進んでいることでしょう。そのため、採用や研修もオンラインでの実施を検討している方が多いはずです。
ただ、グループワークのように他者と関わりながら作業していくことは、オンラインでは難しいと考えられていました。実は工夫をすることでオンラインでもグループワークを実施することが可能です。
オンラインでグループワークを実施するメリット
オンラインでグループワークを実施するとどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、オンラインでグループワークを実施すると得られるメリットをいくつかご紹介します。
1つの会場に集まる必要がない
支店を持つ企業であれば、研修のために1カ所に社員を集める必要があります。地方の場合、研修のために東京まで来るというケースもあるでしょう。
研修当日、天候や交通状況により新幹線や電車、飛行機などが動かず、会場にいけないこともあるかもしれません。オンラインで実施する場合、会場まで出向く必要がありません。会場に出向くことができなくても参加できるのは、オンラインで実施するメリットともいえます。
また、感染症予防対策としても有効です。オンラインであれば、人が密集しないよう会場を分けたりする必要もありません。
スケジュールが調整しやすい
対面で行う場合、会場が合いている日時や移動時間などを考慮してスケジュールを調整する必要があります。オンラインであれば移動が不要ですし、会場を抑える必要もないため、スケジュールが調整しやすくなります。
コストが抑えられる
大きな会場や宿泊する場所、交通費が不要になります。対面で行うよりもコストを削減することができ、機器費用などに充てることが可能です。
より効果的なオンライン研修が実施できる
オンライン研修にグループワークを取り入れることで、参加者が主体となった研修を行うことができます。これまで、オンライン研修というとセミナーのように一方的に話を聞くというケースが多かったかもしれません。グループワークを取り入れることで、スキルの習得や記憶に残るより効果的な研修を行うことができます。
参加者同士でのコミュニケーションを促すことができる
グループワークは参加者同士でディスカッションしていきます。自然と会話が生まれるため、コミュニケーションの活性化に役立ちます。
オンラインに慣れてもらうことができる
新人研修でグループワークを実施すると、オンライン会議に慣れてもらうことが可能です。オンラインでの実施は、やはりオフライン(対面)とは違うため、研修で利用することで慣れていくことでしょう。
オンラインでグループワークをする際に必要なもの
オンラインでグループワークをする際、何が必要になるのでしょうか。
Web会議ツール
まず必要となるのが、グループワークができるWeb会議ツールです。一部のWeb会議ツールには、ブレイクアウトセッション機能が備わっています。ブレイクアウトセッション機能とは、会議の参加者を分けてグループミーティングが行える機能のこと。わざわざ退席してグループごとにルームを設ける必要がありません。
この機能は、Web会議ツールのGoogle meetやZOOM、Teamsなどに備わっています。中でもおすすめなのが「ZOOM」です。ZOOMは、参加者は無料で使うことができ、操作もシンプルなので使いやすくなっています。また、多くの企業で使われているため、使い方を研修で覚えておくと安心です。
主催者側(ホスト)は有料プランの利用がおすすめです。ハイパーでは、Zoomライセンスの代理販売を行っております。請求書でのお支払いが可能ですので、ぜひご相談ください。
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共同編集ツール
オンラインでグループワークを行う際に便利なのが、ファイルを共同編集できるツールです。Microsoft 365であればWordやExcelといったOfficeツールを共同編集することができます。ディスカッション中のアイディアを書き込んだり、発表用の資料を一緒にまとめたりするのにあると便利です。
オンライングループワークのやり方
次に、オンラインで実施する際のグループワークのやり方を見ていきましょう。
ブレインストーミング
ブレインストーミングは、グループで意見やアイディアを出し合い共有し、自分では思いつかないアイディアを出すことができるグループワークです。
オフラインであれば、付箋やメモ用紙などを使って行いますが、オンラインの場合は、ツールを使います。ここで共同編集ができるツールを活用しましょう。共同編集ができるツールを使うことで、オンラインでもブレインストーミングによるグループワークの実施が可能です。
他にも、Web会議ツールに備わっているホワイトボード機能を活用するのもおすすめです。
ロールプレイング
ロールプレイングは、実際の現場を想定し役割を演じることでスキルを身につける方法です。
オンラインで実施する場合は、Web会議のブレイクアウトセッション機能を活用しましょう。細かくグループ分けしてロールプレイングを実施していきます。
アイスブレイク
ゲームを行ったり自己紹介をしたりして、社員同士の親睦を深めることもあります。オンラインでもこれらはオフラインと同様に実施できます。ただ、オンラインになるため、準備の手間が少ないゲームを取り入れるようにしましょう。
オンライングループワークを実施する際のポイント
オンライングループワークを行う際、いくつかポイントがあります。ここでは、そのポイントについて見ていきましょう。
ツールの使い方を事前に共有しておく
Web会議ツールを使ったことがないという方もいるかもしれません。参加者全員が当日スムーズにWeb会議ツールを操作できるよう事前にツールの使い方をPDFなどにまとめ共有しておきましょう。
休憩時間を入れる
オンラインはオフラインよりも集中力が続かないといわれています。こまめに休憩を入れること、また、タイムスケジュールをしっかりと立てておくことが大切です。
フィードバックを行う
研修や講座が終わったあとは、必ず参加者へフィードバックを行いましょう。オフラインと同様に評価を行い、振り返りなどを実施することをおすすめします。
まとめ
今回は、オンラインで実施するグループワークのメリットややり方についてご紹介しました。
オンラインでもグループワークを実施することが可能です。Web会議ツールのブレイクアウトセッション機能を使えば、グループ分けも簡単。Web会議ツールの他にも、ファイルを共同編集できるツールを活用することでオンラインでも十分なグループワークを行うことができます。
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