多人数でのWeb会議に必要なものは?会議室に設置するカメラについて
2024/07/23 業務効率化多くの企業でテレワークが導入され、オンラインを通じて会議をすることが増えてきました。
最近は、会社にいながらWeb会議ツールを用いて、取引先と打ち合わせすることも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、多人数でWeb会議を行う際に必要なものや会議室に設置するカメラについて解説します。
多人数でWeb会議を行う際の課題
カメラに参加者が写りきらない
1台のパソコンから会議を行ったり各自のデバイスから参加したりしている場合、カメラの画角が狭く、参加者が写りきらないということがあるのではないでしょうか。相手から見えない人がいると誰が発言しているのかわからなくなってしまうことも。
ハウリングやエコーなどの音声トラブルが多い
同じ会議に参加しているパソコンが近くにあると、そこから声を拾ってしまいハウリングやエコーなど音声トラブルが起こってしまうこともあります。ハウリングやエコーが気になって会議が円滑に進まないなんてこともあるかもしれません。
参加者の声を拾いきれない
マイクから参加者が遠くて声を拾いきれないこともあります。せっかく発言しても、実は相手には聞こえていなかったなんてこともあるかもしれません。聞こえづらいとストレスになってしまうこともあるため、多人数用のマイクを用意する必要があります。
多人数でWeb会議を行う際に必要なもの
多人数でWeb会議を行う際に必要なものをご紹介します。
Web会議用カメラ
多人数で会議をする場合は、普段よく使われる外付けのWeb会議用カメラやPCに内蔵されているカメラでは全員を写し出すことができません。そのため、会議室で行う場合は、多人数でも写るように広角カメラの利用がおすすめです。
マイク
マイクも一定の方向だけしか、対応していない場合、マイクから遠い方の声は聞こえづらくなってしまいます。そのため、多人数で会議をする場合は、広範囲の音が拾えるマイクを選びましょう。
おすすめは、360°全ての方向から音を拾うことができる「全指向性マイク」です。全指向性マイクを選ぶことで、誰が何を言っているのかをしっかりと聞き取ることができます。
スタンドスキャナー
スタンドスキャナーは、資料共有を行う際に便利です。パンフレットやチラシなど紙の資料をスキャンしてすぐに共有することができます。
ディスプレイ・モニター
相手を映し出すディスプレイが必要です。会議室には、すでにディプレイやモニターが設置していることが多いでしょう。Web会議でも使うことができます。
ハウリング・エコー対策
マイクやスピーカーを使う際に「キーン」という不快な音が出ることをハウリングといいます。ハウリングは、マイクがスピーカーの音を拾い、その音をまたスピーカーから出力してしまうことが原因です。
エコーは、同じ音が何重にも反響すること。オンライン会議でもエコーが起こり、声が聞こえないことがあります。エコーもマイクがスピーカーの音を拾うことで起こります。
ハウリングとエコーは、スピーカーとマイクが近くにあると起こりやすくなります。複数のデバイスで参加する場合は、マイクや音声のオンは1台だけにとどめたり、スピーカーとマイクの距離を開けたりするようにしましょう。
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据え置き型の会議システムもある
多人数で会議室からWeb会議を行うことが多い場合は、据え置き型の会議システムの利用がおすすめです。据え置き型の会議システムは、TV会議システムともいい、専用の端末を会議室に設置して会議を行います。
基本的に会議をする際は、お持ちのデバイスで行うことが多いでしょう。
据え置き型の会議システムは、常時会議室に置いておくことができ、リモコンなどを使用して簡単にWeb会議を行うことができます。
Zoomでは、Meetingの他にZoom Roomsという据え置き型の会議システムがあります。これまでの据え置き型の会議システムは、専用の回線を用意する必要がありました。
Zoom Roomsは、専用回線の契約は不要で、インターネット回線で簡単につなげることができます。タブレットがリモコン代わりとなり、操作も簡単です。
Zoom Roomsについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
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多人数で参加するWeb会議用のカメラの選び方
多人数で参加するWeb会議は、カメラの選び方にもいくつかポイントがあります。
画角
広角カメラは、画角によって写し出せる範囲が異なります。
・70~90°:1人
・110~120°:3人から
・150°:5人から
60°以下になると画角が狭い影響で、ズームしたように写るため、体の一部が見切れてしまう可能性もあるので注意しましょう。会議室に設置するカメラは、110°以上の画角があると安心です。
解像度
解像度とは、画面の質のことです。画質が悪いと、顔が見えにくく誰が話しているのか区別しにくくなってしまいます。かといって、あまりにも高画質だとデータが重くなるため、ネット回線の調子が悪くなりスムーズに会議ができなくなってしまいます。
そのため、Web会議用のカメラはフルHD(1080p)がおすすめです。
機能
カメラによって機能性もさまざま。例えば、ワイヤレス接続ができるものやマイク・スピーカーが内蔵されているものもあります。マイク・スピーカーが一体化になっていると、別で機器を用意する必要がなく、すっきりと設置できます。
また、PTZ機能がついているカメラもおすすめです。PTZとは、Panoramac(カメラが左右に動く)、Tilt(カメラが上下に動くこと)、Zoom(拡大・縮小すること)
おすすめのWeb会議用カメラ
ここでは、実際におすすめのWeb会議用カメラをご紹介します。
KAIGO CAM360
オールインワンの会議用360°カメラです。360°の画角で写し出せるカメラはもちろん、マイク・スピーカーが一体化しています。USBでつなぐだけで、簡単にセッティングできるのも魅力。
AIが搭載されていて、自動的に写っている人をフォーカスしてくれます。フルHDなので、会議室の様子をキレイに写し出してくれます。
マイク・スピーカーが一体化されていますが、ノイズキャンセリングとエコーキャンセラーが搭載されているため、ハウリングやエコーを抑えてくれます。
Rally Bar
ロジクールが提供している会議室用のカメラです。カメラ・マイク・スピーカー機能がついていて、コンピューター機能が備わっているタイプも用意されています。Rally Barには、AIビューファインダー機能が備わっていてカメラが自動でフォーカスしてくれます。
ZoomとMicrosoft Teamsと連携することができます。形状はバータイプなので、コンパクト。邪魔になることなく設置することができます。
ハイパーでは、Zoomライセンスを取り扱い中
ハイパーでは、Zoomの有料ライセンスの代理販売を行っております。Zoom Roomsも取り扱い中です。ハイパーからの購入であれば、請求書でのお支払いが可能です。ぜひ、ご利用ください。
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【ハイパー】Zoomプランの詳細
まとめ
今回は、多人数でのWeb会議に必要なものをご紹介しました。
多人数でWeb会議をする場合は、広範囲を写せるカメラ、広範囲の話し声が聞こえるスピーカー、音を拾うことができるマイクが必要です。これらが一体化したWeb会議用のカメラがあり、多人数でWeb会議をする機会が多い場合は会議室への設置することをおすすめします。
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