Zoom の共同ホストとは?ホストを複数人設定する方法
2024/10/25 テレワークオンライン会議が主流になり、Zoom が多くの企業で使われるようになりました。Zoomには、会議を便利にできるようさまざまな機能が備わっています。
この記事は、その中でもZoomの共同ホストについて解説します。
Zoomの共同ホストとは?
ホストとはミーティングの主催者のことを指し、共同ホストはその主催者を複数人設定できる機能のことです。共同ホストを利用することで、ホストにしかできない設定や機能の利用ができます。
共同ホストは、有料ライセンスで設定できる
Zoomには、無料ライセンスと有料ライセンスがあります。この共同ホスト機能は、有料ライセンスで利用することが可能です。無料ライセンスの場合、ホストは一人しか設定することができません。
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割り当てられる側は無料ライセンスでも問題ない
共同ホストを設定する側は、有料ライセンスでないとできません。しかし、共同ホストを割り当てられる側は無料ライセンスでも利用できます。
Zoomの共同ホストになったらできること
Zoomの共同ホストは、参加者ではできないことが行えるようになります。
入室の許可
Zoomでオンライン会議やオンライン面接を始める際、待機室を設定することができます。待機室の入室の許可はホストのみが可能です。共同ホストでも許可できます。
退出の実行
Zoomでのミーティング中に、トラブルが合った場合、該当する参加者を強制退出することが可能です。強制退出もホストのみが可能で、共同ホストでも実行することができます。
レコーディング機能の実施
Zoomには、録画機能が備わっています。ホストのみが録画できる設定になっている場合は、共同ホストも録画や録音などを行うことができます。また、参加者による録画を強制停止することも、共同ホストなら可能です。
参加者の名前変更や設定
参加者の名前を任意で変更したり、参加者が勝手に変更することを禁止または許可することもできます。
音声に関する設定
参加者のマイクを任意でオフにしたり、参加者自身が任意でマイクをオンにできないようにしたりすることもできます。逆にマイクをオンにすることも可能です。
ブレイクアウトルームの設定
ブレイクアウトルームとは、参加者をさらに少人数にグループ分けができる機能のことです。
このグループ分けはホストしかできませんが、共同ホストでも設定ができます。他にも終了時間の設定や、任意でブレイクアウトルームに自由に入退出することが可能です。
共同ホストでは使えない機能もあるので注意
共同ホストに設定されていても使えない機能があります。
- 共同ホストを割り当てる
- 待機室を開始する
- 全参加者に対してミーティングを終了する
- 参加者に録画機能を使えるよう許可する
上記の設定や機能については、共同ホストが利用することはできません。ホストのみが設定・利用できますのでご注意ください。
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Zoomで共同ホストを設定するメリット
共同ホストを設定することでさまざまなメリットがあります。
管理が楽になる
共同ホストを設定することで、管理がしやすくなります。例えば大人数で会議をする際、参加者を把握するのが大変です。ホストを複数人設定しておくことで、補佐として会議やセミナーでのサポートすることができます。
ブレイクアウトルームでの進行がやりやすくなる
参加者をグループ分けし、ディスカッションなどができるブレイクアウトルーム。ホストが一人だと、各ルームを一人で回ることになり大変です。共同ホストを決めておくことで、各ルームにホストを置くことができ、参加者への対応が楽になります。進行もスムーズにいくでしょう。
共同ホストの設定方法とは
では、共同ホストはどのように設定するのでしょうか。ここでは、共同ホストの設定方法についてご紹介します。
事前に共同ホスト機能を有効化させる
まず、共同ホスト機能が使えるよう、設定から有効化するようにしましょう。
【アカウント全体で有効にする方法】
1.Zoomを開いてサインインする
2.「設定」から「一般」をクリックし、「さらに設定を表示する」をクリック
3.「ミーティングにて(基本)」から共同ホストをオンにする
【グループで有効にする方法】
1.Zoomを開いてサインインする
2.グループ管理をクリックする
3.設定へと入る
4.「ミーティングにて(基本)」から共同ホストをオンにする
【ユーザー(個人)で有効にする方法】
1.Zoomのサイトへアクセスし、サインインする
2.設定からミーティングをクリック
3.「ミーティングにて(基本)」から共同ホストをオンにする
ミーティング中に共同ホストを設定する方法
【ビデオアイコンから設定する方法】
1.共同ホストの権限を与えたい参加者のビデオをクリック
2.「その他」を選択
3.「共同ホストにする」をクリックすれば設定完了
【参加者タブから設定する方法】
1.コントロールバーにある「参加者」をクリック
2.共同ホストの権限を与えたい参加者にカーソルを合わせて「詳細」をクリック
3.「共同ホストにする」をクリックすれば設定完了
Zoomをよく使うなら有料ライセンスを検討しよう!
共同ホスト機能が使えるのは「プロプラン以上の有料ライセンス」のみです。そのため、ミーティングや面接などでZoomを使う機会が多く共同ホストの機能を使いたい場合は、有料ライセンスの契約がおすすめです。
有料ライセンスは、共同ホスト機能が使えるだけではなく、グループ会議の時間が無制限になったり、録画したデータをクラウドに保存ができたりとさまざまなメリットがあります。
ハイパーなら請求書でのお支払いが可能
ハイパーでZoomライセンスを販売しております。請求書でのお支払いが可能です。Zoomの有料プランを検討している企業様は、ぜひご相談ください。
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料金プラン(HYPER VOiCEから契約した場合)
料金プラン | 価格 |
プロ/小規模チーム(1~9ライセンス) | 2万8,500円/年(税抜き価格/1ユーザー) |
ビジネス/中小企業向け(10ライセンス) | 40万4,000円/年(税抜き価格/10ユーザー) |
エンタープライズ プラス/大企業向け(50ライセンス) | 275万5,000円/年(税抜き価格/50ユーザー) |
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多人数で会議を行うなら会議室にカメラを設置するのがおすすめ
多人数で会議室から、オンライン会議を行うケースもあるかもしれません。その際、個人のパソコンから参加するよりも1台のデバイスから参加するとネット環境も安定しますし、ハウリングなどのトラブルも減ります。
しかし、ノートパソコンのカメラでは全員を映すことは困難です。そこでおすすめなのが、360°カメラや広角カメラです。会議室の相手を映し出すモニターに広角カメラや360°映せるカメラを設置。スピーカーやマイクを設置することで、オフラインでの会議のように多人数でオンラインでの会議ができます。
まとめ
今回は、Zoomの共同ホストについて解説しました。
共同ホストは、ホストを複数人に割り当てることができる機能のことです。大人数での会議やセミナー、研修を実施する際、複数人をホストしておくことでスムーズに進行させることが可能です。Zoomを利用するときは、ぜひ共同ホストを設定して、スムーズに会議を進めてみてください。
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