自宅以外でテレワーク!集中できる場所とは?

2024/07/09 テレワーク

企業リスク診断

テレワークでの働き方を取り入れている方も多いと思います。コロナ禍でテレワークを導入された方が多く、慣れていないという方もいらっしゃるかもしれません。

また、自宅での仕事は思った以上にはかどらないこともあり、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、テレワークできる場所についてご紹介します。

コロナ禍によりテレワークが増えた

コロナ禍によりテレワークが増えた
もともとは、働き方改革によりどのような環境下の人でも働きやすくなるように在宅勤務が取り入れられるようになりました。2020年に新型コロナウイルスが流行し、感染予防するために職場に集まらない「テレワーク」を多くの企業が導入することになりました。

密を避けて自宅で仕事をする人がほとんど

テレワークは、職場から離れた場所で仕事することを意味しています。しかし、コロナ禍では基本的には自宅での勤務がほとんど。人との密接を防ぐために、多くの人が自宅を選んでいます。

自宅には家族がいて集中できないという方も

在宅勤務は、通勤時間の削減により時間ができるメリットがあります。しかし、家族がいてなかなか仕事に集中できないという方もいらっしゃいます。

これは、仕事ができる環境を用意するのが難しく、リビングなどで仕事をしているというケースが多いようです。家族といられる時間が増えてうれしいものの悩みの種になることもあるのだと考えられます。

仕事をする上で環境が大切になる

ご家族がいる方だけではなく、1人暮らしの方であっても環境によって仕事がなかなかやりにくいと感じている方が多いようです。ワークスペースがなくオン・オフを切り替えられないと悩むことが多いでしょう。

テレワークはメリットが多いものの、環境によってはデメリットが大きくなってしまうこともあります。それほど、仕事をする上で環境が大切だといえるのです。

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自宅以外でもテレワークができる?

自宅以外でもテレワークができる?
テレワークをはじめて導入した場合、自宅以外ではできないか?と疑問に思うかも知れません。

自宅以外でも可能

テレワークは、自宅以外でも可能で、専用のワークスペースで働く方法があります。

ただし、会社の規定により認められていないケースやルールが決まっていない場合もあります。そのため、事前に自宅以外でも働いていいのか、確認しておくようにしましょう。

テレワークをする場所の選び方のポイント

テレワークをする場所の選び方のポイントは下記の通りです。

・ネット環境の有無
・オンライン会議ができるスペースはあるか
・電源はあるか
・アクセスしやすい場所か(自宅から通えるか)
・騒音がなく、集中して作業できるか
・印刷機など作業に必要なものがそろっているか

大切なのは、ネット環境や電源など仕事をする上で必要な設備が整っているかどうかです。資料を作成し、印刷も行いたいという場合は、コピー機が必要です。また、会議室を利用したい場合は、会議室がそなわっているかどうかなども確認しておきましょう。

その他にも自宅から近いかどうかは重要です。外回り中心で利用する場合は問題ありませんが、自宅での作業が中心の場合は、オフィスよりも遠い場所では意味がありません。


テレワーク導入の際は、ツール選びが重要!

テレワークの環境を整えるにはツールが必要

テレワーク環境の準備は、端末の用意だけではありません。テレワーク(特に在宅勤務)は、オフィスでの働き方とは異なるため、離れた場所でも適応できるテレワーク向けのツールが必要です。
例えば、オフィスでは簡単にできていたコミュニケーションも、テレワークでは難しくなります。そのため、テレワークには、ビジネスチャットやWEB会議ツールなどのコミュニケーションツールが必要になるのです。
コミュニケーションツールの他にも、ファイル共有サービスや勤怠管理ツールなどもテレワークを導入する上で必要です。

テレワークには自社にあったツールを選ぼう

テレワークには自社にあったツールを選ぼう
テレワーク向けのツールには、さまざまな商品がリリースされています。
テレワークでよく利用されているWeb会議ツールにも、TeamsやZoomなど、たくさんの種類がある状況です。
そのため、どれをどのように選べば良いのか?迷うことでしょう。
すでにビジネスチャットを利用していても、有料版への移行や別のサービスの方が適している場合もあるかもしれません。
テレワークを導入する際は、テレワーク導入の目的を定めたり業務を見直したりして自社の労務環境にあったツールを選びましょう。

テレワーク導入チェックリスト」で自社に必要なツールをチェック


働き方改革や、感染病拡大予防のためにテレワークが導入され始めています。最近では、各企業に対して、社員の在宅勤務を70%になるように要請されています。原則テレワークでの働き方を導入する企業も増えてきている状況です。今後も、テレワークでの働き方が普及していくでしょう。
このテレワーク普及の影響もあり、テレワーク導入を考えている担当者さまも多くいるはずです。特に、新型コロナウイルスの影響が大きく、事業継続を守るにはできる限りでテレワーク導入を検討した方が良い状況であるといえます。

しかし、中にはテレワークの導入に不安を抱いている担当者さまもいらっしゃるのではないでしょうか。テレワークの導入を難しく感じている、テレワークでの働き方にメリットはあるのかなど、疑問に思うことが多いかもしれません。
そこで、テレワーク導入チェックリストをご用意いたしました。テレワーク導入に向けて、どんなツールを導入すべきなのか?何が必要なのか?自社にあったツールや重要なポイントをセルフチェックすることが可能です。ぜひ、テレワーク導入チェックリストをご活用ください。

テレワークができて集中できる場所

自宅以外でもテレワークができる場所がいくつかあります。

1.サテライトオフィス

サテライトオフィス
サテライトオフィスという言葉は、テレワークする場所としてよく耳にするかもしれません。

本社とは別の場所にあるオフィスのことで、本社を中心として見たときに衛生(サテライト)に見えることから、サテライトオフィスといいます。

基本的には企業が用意するワークスペースで、地方創生を目的として地方に設置されていることがほとんどです。

ここ最近では、通勤時間や移動時間を減らすために都内に設置している企業も多くいます。コワーキングスペースを契約してサテライトオフィスとして使うケースもあるそうです。

サテライトオフィスは、自宅での作業がなかなか難しい社員にとっては、便利なワークスペースです。

ただし、サテライトオフィスは企業が用意しているワークスペースです。そのため、お勤めの会社がサテライトオフィスを所有していない場合は利用できません。

また、企業側からすると、サテライトオフィスは、開設する場所が難しいというデメリットもあります。目的は移動時間を減らすためですが、誰もが利用しやすいという場所に設置するのは困難です。そのため、サテライトオフィスの用意を検討している場合は、どんな人に利用してもらうのか、しっかりと決めておくことが大切です。

メリット デメリット
・同じ社員の人しかいない(快適度が高い)
・少人数制にできる
・会社独自のルールを設けられる
・コストがかかる(ワークスペースを探したりオフィスの備品を用意したりしないといけない)

2.レンタルスペース

レンタルスペースは、企業やマンションなどの空きスペースをレンタルしてくれるサービスです。広いスペースが確保できるため、会議やワークショップで利用されています。

また、ビジネス以外でも飲み会やオフ会などのプライベートでも利用することができます。

レンタルスペースは、最近、テレワークスペースとして注目を集めています。

Wi-Fiや電源などの設備も整っていることが多く利用しやすいのがメリットです。ただし、スペースが確保されているので、1人で利用するには広い場合も。

メリット デメリット
・広い空間で仕事ができる
・会議に向いている
・1人では広すぎる場合もある

3.テレワークブース

近年、注目されているのがテレワークブースです。1人分のワークスペースがある、ボックス上になっていて、集中しやすい環境を作ってくれます。防音・ロックできるので、オンライン会議がしやすいのがメリット。駅に設置してあることが多く、利用しやすくなっています。

料金は、個人で利用する場合は、時間制であることがほとんど。そのため、長時間の利用は向いてないといえるかもしれません。オンライン会議の時間帯だけ利用するのがおすすめです。

メリット デメリット
・1人で利用するなら快適
・会議がしやすい
・急にオンライン会議が入ったときに利用しやすい
・長時間の利用は料金がかさむ場合がある

4.コワーキングスペース

コワーキングスペース
コワーキングスペースとは、共有のオフィスのことです。コワーキングスペースは、オープンスペースになっているのが特徴で、アドレスフリーで自由に利用できるのがメリットです。

企業に勤めている方がテレワークする場所としてはもちろん、フリーランスの方など決まった場所で働く必要のない方たちが利用しているオフィススペースです。

会議室も用意されているので、オンライン会議にも利用することができます。料金がリーズナブルなため、コストを抑えて利用したい人にはぴったりの場所です。

ただし、コワーキングスペースは、交流を目的としている場合もあり、業種や場所によってはテレワークが難しい場合もあります。

他にも、セキュリティ面に注意しなければならないこと、オープンスペースのため話し声が気になってしまうなどのデメリットがあります。個室はないことが多いので、個室が利用したい方には不向きな場所ともいえるかもしれません。

メリット デメリット
・異業種の方と交流ができる
・必要な設備が整っている
・比較的、料金が安い
・周囲の会話が気になる
・情報漏えいの危険性がある

5.シェアオフィス

共有のオフィスとしてシェアオフィスもあります。シェアオフィスは、1つのオフィスを複数の企業や個人で共有するサービスです。フリーアドレスで利用できるワークスペースで、会議室やコピー機などが設置されていてオフィスと同様の作業が可能です。個室やブースが用意されている場合もあり、集中したい場合は個室やブースを利用することができます。

コワーキングスペースと似ていますが、少し用途が異なります。コワーキングスペースは、もともと「協働(コワーキング)」する場所として活用されていました。

そのため、作業スペースとしてだけではなく、異業種での関わりを持ちたいというコミュニティ目的とされている部分もあります。

シェアオフィスは、作業を目的としていることがほとんどで、コワーキングスペースはコミュティに重点を置いていると考えられています。

シェアオフィスは、コスト抑えて利用することができます。例えばサテライトオフィスを用意する場合は、オフィススペースを借りる必要があります。

また、オフィスに必要な備品もシェアオフィスにはそろっています。

デメリットは、コワーキングスペースと同じで、セキュリティ面のことや周りの話し声が気になるといった点が挙げられます。

メリット デメリット
・必要な設備が整っている
・比較的、料金が安い
・周囲の会話が気になる
・情報漏えいの危険性がある

6.ホテルやウィークリーマンション

ホテルの宿泊やウィークリーマンションを利用して、テレワークを行う方もいらっしゃいます。宿泊料金がかかりますが、1人で集中できる環境であり、オンライン会議がしやすい場所です。また、人の密接を防ぐことができるので、コロナ禍でも利用しやすい場所です。

デメリットとしては、料金がかかることが挙げられるでしょう。テレワークをする方向けのプランも用意されていますが、コワーキングスペースなどと比較してやや高めといえます。

メリット デメリット
・静かな場所で作業ができる
・家具家電がそなわっている
・情報漏えいの可能性が低い
・コストがかかる
・事前に契約が必要

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まとめ

今回は、テレワークできる場所についてご紹介しました。

自宅では、集中できないという場合は、テレワーク向きのワークスペースで作業するのも良いのではないでしょうか。特に家族や小さいお子さんがいて、オンライン会議がやりにくい場合は、会議の日時だけ利用してみるのも良いかもしれません。

なお、テレワークで自宅以外の場所を利用する際は、就業規則などのルールを確認しておくことをおすすめします。

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