Viva Engage (旧Yammer)とは?Yammerの機能や便利な使い方について

2024/10/21 Microsoft 365

企業リスク診断

Viva Engage (旧Yammer)とは、社内SNSの1つです。社内SNSの利用を検討している方はよく目にする言葉かもしれません。

では、Viva Engage(旧Yammer)にはどのような機能が備わっているのでしょうか。この記事では、Viva Engage(旧Yammer)の機能や便利な使い方についてご紹介します。

目次

Viva Engage(旧Yammer)とは?

Yammerとは?
Viva Engage(旧Yammer)とは、社内で利用できるソーシャルネットワークサービス(SNS)のこと。いわゆるFacebookやTwitterのように情報を投稿していくツールです。

他のSNSと異なるのが、社内限定で投稿を公開できること。社外に発信するわけではないため、業務の内容を共有したり、ミーティングのスケジュールを共有したりなど業務に関することを投稿することができます。

Viva Engage(旧Yammer)でできることについては、次で詳しくご紹介します。

Viva Engage(旧Yammer)でできること

記事を投稿する

ミーティングのスケジュールを共有したり、業務に関する情報を共有したりすることができます。他にも、業務で役立つ情報を共有することが可能です。投稿画面は、SNSのようになっているので、気軽にどんなことでも投稿しやすいのがViva Engage(旧Yammer)の特徴ともいえます。文字数制限はないので、長文でも投稿が可能です。

また、画像やファイルも添付もできるので、画像とあわせてメッセージを投稿することも。他にも投稿に対して、「like」ボタンが押せたり、コメントしたりすることもできます。

投稿については、社内全体だけではなく、限定公開も可能です。一部だけに共有したい場合も難なくできます。検索機能も備わっているので、見たい投稿が見つからない…という場合も安心です。

メッセージのやりとり

個人間でプライベートメッセージを送ることができます。メールをするほどでもないけど、コンタクトが取りたいときに便利な機能です。

グループの作成

グループを作成し、グループ限定の投稿をすることができます。プロジェクトチームだけに共有したいことも簡単にメッセージ投稿が可能です。

称賛機能がある

Viva Engage(旧Yammer)には、称賛機能があります。例えば、困っているときに助けてもらったこと、同僚が営業成績1位だったなど仲間に称賛したいことがあれば、称賛の理由も含めて送ることができます。

人からありがとうやおめでとうと言われるのはうれしいことですし、社員のモチベーションにつながるのではないでしょうか。

スマートフォンからもViva Engage(旧Yammer)を利用できる

Viva Engage(旧Yammer)は、スマートフォン専用のアプリがあります。AndroidでもiPhoneでも利用することが可能です。オフィスから離れた場所でも、Viva Engage(旧Yammer)に投稿された記事を確認することができます。

Viva Engage(旧Yammer)の便利な使い方

Yammerの便利な使い方

スケジュール共有

会議のスケジュールはもちろん、資料の提出期限など、社内に関するさまざまな「スケジュール」を共有ができます。

クライアント対応

来客が訪れた際の呼びかけ、クライアントから電話があったときの伝言などを共有することができます。

勤怠について

スマートフォンアプリがあるため、電車遅延や直行直帰など、勤怠についての連絡にも役立ちます。

困っているとき

ツールの使い方が分からないときや、パソコンのトラブルなどが起こった際に、他の社員にViva Engage(旧Yammer)を通じて聞くことができます。問題解決へとつながるでしょう。

他にも、作業を手伝ってほしいときに呼びかけることが可能です。これは、業務効率化にもつながります。

イベントやセミナーなどの参加を募集したいとき

社内でイベントやセミナーを行うときに、参加者を呼びかけるのにもおすすめ。参加したかったけど、知らなかった…なんてことも減るでしょう。

社内のちょっとしたコミュニケーションを図るツールとして

飲み会の呼びかけや、ちょっとした報告、差し入れの連絡などちょっとしたコミュニケーションを図るのにも適しているツールです。

投票形式の投稿も可能なので、ランチや飲み会のお店を決めたいときなどに投票してもらうことができます。

メールのように堅苦しいツールではないため、気軽に社員同士でコミュニケーションを取れることが可能です。そのため、社内の風通しが良くなるでしょう。

業務以外のことを投稿することで、作業に影響がでないか? と、心配になる方もいらっしゃるかもしれません。その場合は、業務時間外であれば業務以外のことも投稿を許可するなどルールを設けることで、導入しやすくなるのではないでしょうか。

Microsoft 365がテレワークに向いている4つの理由

テレワークのようにオフィスから離れて仕事をすると、チーム内のコミュケーション不足や、セキュリティの不安などの課題があります。実はMicrosoft 365ではそれらの課題を解決してくれる事はご存知ですか?
Microsoft 365が持つテレワーク実施時に絶大な効果を発揮する機能を紹介させて頂きます。

コミュニケーションツール「Teams」がそなわっている


Microsoft 365には、コミュニケーションツールであるTeamsが付属しています。
Teamsは、社内でのコミュニケーションを活性化するためのビジネスチャットはもちろん、Web会議も可能です。社内でのちょっとしたやり取りから、ミーティングまでオンラインでできます。

高度なセキュリティ機能

Microsoft 365には、マルウェア対策機能、資格情報の保護、行動分析に基づく脅威の検知、ファイル・メールの閲覧や操作を保護する情報漏えい対策機能など、高度なセキュリティがそなわっています。また、常に最新状態で利用できるため、安心してオフィス外でも利用できます。

ファイルやデータの共有が楽に


Microsoft 365には、オンラインストレージサービスのOneDriveやSharePointを利用してすぐに情報共有ができます。Officeドキュメントで作成した資料をすぐにチームに共有できますし、共同で編集することも可能です。オンラインストレージは容量も大きいので、大量のデータも格納できます。

複数のデバイスで利用できる

Microsoft 365はビジネス版の場合、1ライセンスにつき、パソコン5台・スマートフォン5台・タブレット5台までインストールすることが可能です。スマートフォンやタブレットを利用して資料を確認したいときにも、利用することができます。
テレワークが導入されたことにより、デスクトップパソコンからノートパソコンを利用する場合もスムーズに移行することが可能です。

まずはテレワーク導入チェックリストをご活用ください!

今回ご紹介したMicrosoft365以外にもどんなツールを導入すべきなのか?何が必要なのか?自社にあったツールや重要なポイントをセルフチェックできるチェックリストをご用意しました。
ぜひ、テレワーク導入を検討している際にはテレワーク導入チェックリストをご活用頂きまして最新のツールや導入の失敗を回避する知識をつけて頂ければ幸いです。

Viva Engage(旧Yammer)に単独プランはある?

Viva Engage(旧Yammer)には、単独プランがありません。利用できるのは、Microsoft 365(旧Office 365)のビジネスプランの契約者のみとなります。利用できるMicrosoft 365(旧Office 365)のビジネスプランは下記の通りです。

Microsoft 365 Business Basic(旧Office 365 Business Essentials)

300名以下でグループウェアサービスのみを利用できるプランです。Yammerの他に、SharePointやTeamsなどを使うことができます。WordやExcelなどのOfficeのアプリケーションを利用することはできません。

【利用料金】1ユーザーにつき、900円(月相当/年間契約の場合)※税抜

Microsoft 365 Business Standard(旧Office 365 Business Premium)

300名以下でOfficeアプリケーションとグループウェアサービスが両方利用できるプラン。アプリケーションとサービスを両方利用するなら、おすすめのプランです。

【利用料金】1ユーザーにつき、1,870円(月相当/年間契約の場合)※税抜

Microsoft 365 Business Premium(旧Microsoft 365 Business Premium)

300名以下で、Officeアプリケーションとグループウェアサービスが両方利用できるプランです。Microsoft 365 Business Standardと異なるのは、さらに高度なセキュリティ機能などが備わっています。

【利用料金】1ユーザーにつき、3,300円(月相当/年間契約の場合)※税抜

Office 365 E1

300名以上でグループウェアサービスのみのみを利用できるプランです。Viva Engage(旧Yammer)の他に、SharePointやPower automateなどを使うことができます。WordやExcelなどのOfficeのアプリケーションを利用することはできません。

【利用料金】1ユーザーにつき、1,160円(月相当/年間契約の場合)※税抜

Office 365 E3

300名以上でOfficeアプリケーションとグループウェアサービスが両方利用できるプラン。アプリケーションとサービスを両方利用するなら、おすすめのプランです。

【利用料金】1ユーザーにつき、3,110円(月相当/年間契約の場合)※税抜

Office 365 E5

E3と同様に300名以上で、Officeアプリケーションとグループウェアサービスが両方利用できるプランです。E3と異なるのは、E5はさらに利用できるサービスが広がること。Power BIをはじめ、さらに高度なセキュリティ機能などが備わっています。

【利用料金】1ユーザーにつき、5,360円(月相当/年間契約の場合)※税抜

Viva Engage(旧Yammer)は大企業向けのMicrosoft 365(旧Office 365)である、Enterpriseプランで、利用することが可能です。ただし、Office 365 Enterpriseの中でも、Microsoft 365 Apps for enterprise(旧Office 365 ProPlus)のプランではViva Engage(旧Yammer)を利用することができません。

どのような企業がViva Engage(旧Yammer)を導入すべき?

どのような企業がYammerを導入すべき?
全ての企業がViva Engage(旧Yammer)を活用できるとはいえないでしょう。では、どのような企業がYammerを導入すべきなのでしょうか。

会社全体のコミュニケーション増加を考えている

Viva Engage(旧Yammer)の特徴は、会社全体でコミュニケーションを取れること。普段関わることない部署の様子を知れたり、コミュニケーションが図れたりと、関わることができます。

そのため、会社全体でコミュニケーションの増加を考えていないと、Viva Engage(旧Yammer)を使いこなすのは難しいでしょう。

Microsoft 365(旧Office 365)を利用していて社内コミュニケーションツールの導入を考えている

社内でのやり取りとして、社内コミュニケーションツールの導入を考えている場合、すでにMicrosoft 365(旧Office 365)を契約しているなら、Viva Engage(旧Yammer)もおすすめのツールの1つです。

社内コミュニケーションツールとして導入することも検討してみてください。

現在、Microsoft365まるわかりガイドを無料で公開中です!

ダウンロードはこちらhttps://hypervoice.jp/download_list/microsoft365maruwakari

画像

姉妹サイトの「HYPER VOiCE」では、情報システム部門の負担を軽減。業務効率化のツール導入にお悩みなら、ぜひご相談ください。
関連記事

2024/10/21
Microsoft 365 (旧Office 365)では、大企業向けのEnterpriseというオプションが提供されています。Office365 E3 (no Teams) は、...
続きを読む

まとめ

今回は、Viva Engage(旧Yammer)の機能や使い方について、ご紹介しました。

気軽にコミュニケーションが取れるViva Engage(旧Yammer)。社内のつながりがよくなったり、風通しが良くなったりと、効果を感じられることも。コミュニケーションの増加を考えている場合は、ぜひViva Engage(旧Yammer)の利用も検討してみてください。

セキュアプラクティス