無料で使える社内で利用の ビジネスチャット ツールは?有料版と無料版を比較してみた

2024/09/18 業務効率化

企業リスク診断

公開日 2022年5月24日 | 最終更新日 2024年9月18日

ビジネスチャット は、法人向けに作られたチャットツールのことです。メールよりも気軽に連絡が取れることから、導入が広まりました。

また、近年はテレワークが普及し、対面でなくても気軽にコミュニケーションが取れるようにビジネスチャットを導入した企業もいるはずです。

多くの企業が社内で利用するビジネスチャットを導入していることから、導入を検討している企業もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、無料で使えるビジネスチャットツールと有料版・無料版の比較をご紹介します。ビジネスチャットを導入したもののうまく使いこなせる新しいチャットツールをお探しの場合も、ぜひ参考にしてください。

無料で使えるビジネスチャットツールは?

無料で使えるビジネスチャットツールは?
まずは、無料で使えるビジネスチャットツールの種類から見ていきましょう。

ChatWork

国内で作られたチャットツールです。導入企業は約34万社と、多くの企業が利用しています。チャット機能の他に、ビデオ・音声通話やタスク管理、ファイル管理が可能です。シンプルな機能でシンプルなデザインなので、誰もが扱いやすいというメリットがあります。

ChatWorkには、無料プランが提供されています。

Microsoft Teams

WindowsやOfficeなどを展開しているMicrosoftが提供しているチャットツールです。ChatWorkと同様に、チャット機能や会議機能、ファイル管理機能がそなわっています。また、他のツールとも連携でき、作業をする上で便利なチャットツールです。Teamsにも無料で使えるプランが用意されています。

LINE WORKS

メッセージのやり取りでよく使われるLINEのビジネス版です。使い慣れたプラットフォームなので、使いやすいと感じる方が多いチャットツールでもあります。チャット機能はもちろん、音声やビデオ通話、掲示板、アンケート機能なども備わっています。LINE WORKSも初めてビジネスチャットを利用する会社に向けて無料プランを提供しています。

Slack

Slackはアメリカの会社で開発されたチャットツール。Slackも多くの企業で使われているチャットツールの1つです。他のツールと同様に、チャット機能以外に会議機能やファイル管理機能などが備わっています。有料プランもありますが、無料プランも用意されています。

 

ビジネスチャットやWeb会議ツールの安全性については、以下の記事でも紹介しています。

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ビジネスチャットの有料版と無料版を比較してみた

ビジネスチャットの有料版と無料版を比較してみた
ここでは、ビジネスチャットそれぞれの有料版と無料版のプラン内容を比較してみました。一度無料で使ってみたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。

ChatWork

【特徴】
開くとチャット機能がすぐに出てきます。マイチャットは自分だけにしか見えていないので、メモとして使うことが可能です。左にグループチャット一覧が表示されていて、連絡したい方やグループに気軽にメッセージを送ることができます。

【無料版と有料版の違い】
ChatWorkは、無料版の場合、登録は20人まで。広告がついているのも、有料版との違いであり、他のビジネスチャットとも異なります。

【メリット】
使っている企業が多いという点がまずメリットとして挙げられ、外部の方とのコンタクトも取る事が可能です。

外部の方とプロジェクトを進行させる際、連絡を取り合う方法としてビジネスチャットが使われることがあります。そこで多くの企業が利用しているChatWorkが使用されることも。導入しておくことで、便利です。

【デメリット】
無料版は、広告がついているので、広告が邪魔に感じることも。

Microsoft Teams

【特徴】
チャットベースのUIなので、仕様がシンプルで扱いやすいチャットツールです。他のアプリとも連携できるので、便利です。

【無料版と有料版の違い】
無料版でも基本的な機能を使うことができます。有料版は、会議の参加人数・時間の制限が大きくなることや、サポートを受けられるといったメリットがあります。

【Microsoft 365でも使える】
Microsoft 365 Business Basicや、Microsoft 365 Business StandardではTeamsが付属プランがあります。Microsoft 365であればOfficeも利用できるため、大変便利です。

【メリット】
無料版でも基本的な機能を使うことができるのは、Teamsのメリットといえます。

【デメリット】
Teams単体で契約する場合、Teams以外のMicrosoft製品は利用できません。Office等を使用したい場合は、Microsoft 365を契約する必要があります。

LINE WORKS

【特徴】
LINEと同じなので使いやすいプラットフォーム。また、スタンプ機能も備わっています。

【無料版と有料版の違い】
無料版は基本的な機能を使うことができます。有料プランはさらにストレージ容量が大きかったりビデオ通話に制限がなかったりといったメリットがあります。また、無料プランには、広告がついているため、邪魔に感じることもあるでしょう。

【メリット】
使い慣れている方が多いので、導入後すぐになじみやすい点がメリットとして挙げられます。

【デメリット】
プライベートとの区別がつきにくくなることが考えられます。

Slack

【特徴】
GoogleドライブやDropbox、ZOOM、Skypeなど、外部のツールとの連携もできるビジネスチャットです。

【無料版と有料版の違い】
音声・ビデオ通話は、無料版の場合は1:1のみしかできず、画面共有もできません。複数人で会議をしたい場合や、ファイルなどを確認しながら会議したい場合は有料版を使うか他の会議ツールを使う必要があります。

メッセージの閲覧も遡れるのは、1万件まで。過去の案件内容やチャット内容を確認したいときは不便に感じることもあるかもしれません。

【メリット】
無料版でも広告がついていないのは、メリットといえるでしょう。外部機能との連携が充実しているのもSlackのメリットです。

【デメリット】
無料版でも有料版でも会議に参加できる人数に限りがあります。他のチャットツールよりも制限が厳しいため、大人数で研修などを行う場合は不向きです。

ビジネスチャットの社内ルールは以下の記事でご紹介しています。

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ビジネスチャットは無料版と有料版どっちが良い?

ビジネスチャットは無料版と有料版どっちが良い?
無料版と有用版は、使える機能が異なります。無料版は機能が制限されていることが多いですが、基本の機能が使えることがほとんどです。

未導入なら無料版から初めてみる

ビジネスチャットは、機能は似ていても仕様はそれぞれ異なります。多くの人が使いやすいと感じるチャットツールを導入しましょう。いくつかの無料版ツールを使い比べてみるのも良いでしょう。

長期での利用を検討しているなら有料版の使用を検討する

ビジネスチャットは無料版でも基本的な機能が備わっていることが多く、社内だけのやり取りに使うなら無料版でも十分かもしれません。

しかし、長期で使い続けるなら、有料版の使用を検討しましょう。無料版もセキュリティは万全ですが、有料版と比較すると劣る可能性があります。セキュリティリスクのことも考えると、無料版の長期利用はあまりおすすめできません。

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まとめ

今回は、無料で使えるビジネスチャットツールと有料版・無料版の比較をご紹介しました。

無料プランが用意されているビジネスチャットツールがほとんどです。ただし、機能に制限があることも多く、十分に使いこなせないことも。

長期間利用するのであれば、有料プランの利用を検討したほうが良いでしょう。

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