Office365の更新方法は?更新とキャンセル方法まとめ

2020/11/27 Microsoft 365

Office 365はサブスクリプション型のサービスで、利用期限や新機能の追加、セキュリティの強化などでコンスタンスな更新がかかりります。

更新の手順や申込み方法、また更新を止める場合の手続きについて解説します。

Office 365更新の特徴

Office365更新の特徴
サブスクリプション型のクラウドサービスであるOffice 365は、頻繁な更新によって、常に最新のバージョンが保たれるというのが大きな特徴です。更新は月単位、または年単位で行わなければなりません。

Office 365を更新する際の手続きについて、まずはどのような手段があるかを見ていきましょう。

手続きはWeb上で行える

Office 365の更新には、紙面への記載や必要書類の提示などというものはありません。すべてWeb上で行えます。

最も簡単な方法としては、Microsoftの公式ページから行う方法です。ページトップの上方のタグの中にある『Office』を選択し、『家庭用』『法人向け』のいずれかを選択します。

『Officeを購入する』の画面にたどりついたら、ページ真ん中あたりにある『Office 365 サブスクリプションを更新する』の下にある詳細情報をクリックしてください。

サブスクリプションの更新画面になりますので、『今すぐ更新する』を選べば、更新の手続きに移ります。

定期利用料かAmazonなどでの購入が必要

利用を続けるには、毎月・毎年の利用料を支払う必要があります。

Amazonで購入した場合、2019年2月次点では年間更新にのみ対応しているので、年間のライセンスを購入し、2年目以降は購入したサイトのページに『追加購入』というボタンが表示されているので、クリックして手続きを行いましょう。

なお、Office 365 soloの場合は年間利用料は月利用料10カ月分で購入ができるため、年間の利用料を支払った方がトータルで見るとお得です。

更新方法は3つ

更新方法は3つ
Office 365の機能やセキュリティを更新する方法は大きく分けて3つあります。それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

インターネットから更新プログラム自動適用

Office 365を利用しているデバイスがインターネットに接続していれば、更新プログラムを自動適用が可能です。利用者全員のバージョンが揃えられるため、社内など複数人で利用する場合は自動更新の方が良いでしょう。

Office 365 ProPlusのように規定設定でそうなっているものもあります。設定について確認する場合はMicrosoftの公式サイトより行ってください。

ローカルネットワークから自動更新

ネットワーク共有などを初めとするローカルサーバーから自動更新をするように設定しておくという方法があります。この方法の場合、利用者が旧バージョンを継続して利用する場合などに効果的です。

更新場所を構成するには、Office 展開ツールまたはグループポリシーが必要になります。

更新版をインストールする

Office 展開ツール を使用して更新データを配布することで、利用者全員のバージョンを統一します。更新するタイミングについてもコントロールできというのがメリットでしょう。

この方法を利用する場合は、自動更新をあらかじめ切っておかなければなりません。利用者の増減によって、管理する手間が最もかかる点と、最新のバージョンの機能が利用できないという点には注意しましょう。

Microsoft 365がテレワークに向いている4つの理由

テレワークのようにオフィスから離れて仕事をすると、チーム内のコミュケーション不足や、セキュリティの不安などの課題があります。実はMicrosoft 365ではそれらの課題を解決してくれる事はご存知ですか?
Microsoft 365が持つテレワーク実施時に絶大な効果を発揮する機能を紹介させて頂きます。

コミュニケーションツール「Teams」がそなわっている


Microsoft 365には、コミュニケーションツールであるTeamsが付属しています。
Teamsは、社内でのコミュニケーションを活性化するためのビジネスチャットはもちろん、Web会議も可能です。社内でのちょっとしたやり取りから、ミーティングまでオンラインでできます。

高度なセキュリティ機能

Microsoft 365には、マルウェア対策機能、資格情報の保護、行動分析に基づく脅威の検知、ファイル・メールの閲覧や操作を保護する情報漏えい対策機能など、高度なセキュリティがそなわっています。また、常に最新状態で利用できるため、安心してオフィス外でも利用できます。

ファイルやデータの共有が楽に


Microsoft 365には、オンラインストレージサービスのOneDriveやSharePointを利用してすぐに情報共有ができます。Officeドキュメントで作成した資料をすぐにチームに共有できますし、共同で編集することも可能です。オンラインストレージは容量も大きいので、大量のデータも格納できます。

複数のデバイスで利用できる

Microsoft 365はビジネス版の場合、1ライセンスにつき、パソコン5台・スマートフォン5台・タブレット5台までインストールすることが可能です。スマートフォンやタブレットを利用して資料を確認したいときにも、利用することができます。
テレワークが導入されたことにより、デスクトップパソコンからノートパソコンを利用する場合もスムーズに移行することが可能です。

まずはテレワーク導入チェックリストをご活用ください!

今回ご紹介したMicrosoft365以外にもどんなツールを導入すべきなのか?何が必要なのか?自社にあったツールや重要なポイントをセルフチェックできるチェックリストをご用意しました。
ぜひ、テレワーク導入を検討している際にはテレワーク導入チェックリストをご活用頂きまして最新のツールや導入の失敗を回避する知識をつけて頂ければ幸いです。

Office 365を更新しない場合の対応

Office 365を更新しない場合の対応
Office 365の利用をやめる場合、通常のパッケージソフトとは異なり、アプリをアンインストールするだけでは、新たに請求が発生してしまう可能性があります。

更新を終わらせる場合の手続きについてしっかりと確認しておきましょう。

サブスクリプションをキャンセル

Office 365の利用をやめる場合、サブスクリプションをキャンセルする必要があります。サブスクリプションのキャンセルについては次の手順で行いましょう。

Microsoftの公式ホームページから『アカウント』を選択し、『サービスとサブスクリプション』にアクセスします。アカウントにサインインし、該当アプリを見つけたら『支払いと請求』→『取り消し』の順にクリックしてください。

自動更新しない方法は?

自動更新をやめる場合も、上記と同じ方法で『サービスとサブスクリプション』にアクセスし、該当アプリを見つけてください。『支払いと請求』から『変更』→『定額請求を無効にする』の順番に選びます。

有効期限が表示されていれば、手続きは完了です。その有効期限まではこれまでどおりOfficeアプリを利用することができます。

データのバックアップを忘れずに

有効期限が過ぎると、Officeアプリは機能制限モードになり、新規のデータ作成や編集が行えなくなります。自動で削除されることはありませんが、バックアップは取っておいた方が無難です。

同時に、提携しているOnedriveなどでも容量制限がかかってしまいます。必要なデータは有効期限が切れる前に移行しておく方が望ましいでしょう。

まとめ

Office 365ではパッケージ版とは異なり、定期的に更新して利用料を払わなければなりませんが、その代わり常に最新のバージョンを利用できるというメリットがあります。

更新方法はオンラインショップなどでも行えますが、不具合があった時には公式からの方が対応しやすいため、基本的には公式サイトでの更新がおすすめです。

更新を取りやめる場合は、アプリの削除だけでなくサブスクリプションの停止手続きも忘れずに行う必要があります。